公式お知らせ

2019年『年頭所感』 (2019.01.01) 総合

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あけましておめでとうございます。
DAYS NEO責任者の「ヤングマガジンのスズキ」です。

昨年は激動の年でした。
4月にマッチング型マンガ投稿サイト「DAYS NEO」をスタート、
続いて同アカウントで利用できる兄弟サイト――ポートフォリオ型イラスト投稿サイト「ILLUST DAYS」、なんでもできる小説投稿サイト「NOVEL DAYS」をオープンしました。

DAYS NEOは、いわゆる「編集者不要論」が散見される中、
その原因の多くは編集者と漫画家さんとのミスマッチングではないかと考え、
不幸なミスマッチングを減らすために立ち上げたものです。
編集者が「個」としてメッセージや担当希望をし、投稿者はその中から自分の担当者を逆指名できるシステムにしました。
正式オープンから7ヵ月で14人が連載決定するという予想以上の成果を果たすことができました。

読売新聞12/18付「『読む』は今』」や、「Hon.jp」(https://hon.jp/news/1.0/0/14628)、朝日新聞など多くのメディアにて
斬新な取り組みだと好意的に取り挙げられ、
今やマンガ業界で知らない人はいないほど確固たる存在を得るマンガ投稿サイトになりました。
さらに設立理念を達成するため、出版社の壁すらも超え、一迅社6誌も加入。
17誌200人以上の編集者と出逢える場所として進化しました。
今後も他社に参加を呼び掛けていきます。

「ILLUST DAYS」はクリエイターが簡単に自分のポートフォリオ(作品集)を作成することができ、
「NOVEL DAYS」は小説に限らずあらゆる形式の文章コンテンツを作成できます。
「NOVEL DAYS」では、一度デビューを経験したことのある作家限定の小説賞「リデビュー賞」も開催中ですし、
ネーム原作の作画担当者コンペ、小説原作のコミカライズ者募集コンペなど、
3サイトを横断した、商業連載を支援する賞を開催しています。

平成が終わり、新時代が訪れます。
近年の過渡期を経て、出版を取り巻く環境も新時代を迎えます。

上述の3サイトの更なる進化発展はもちろん、
全く新しい取り組みにも既に着手しています。

出版社が築いてきた構造は、良いところもあれば時代遅れなところもあります。
いつまでも守株のままでは、クリエイターにとって不要な存在となるでしょう。

守るべきところは守り、変えるべきところは変える。
「全てはクリエイターのために」という理念のもと、
出版社として、編集者として、できることを粛々と大胆に行っていきます。

本年もDAY NEOチームをよろしくお願いいたします。

平成31年 元旦
DAYS NEO運営チーム

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