コンテスト

『いしかわデイズ』結果発表!

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『いしかわデイズ』
≪イラスト部門≫

≪エッセイ部門≫
(超短編コンテスト#8「舞台は石川県」)

コンテスト結果発表!!!

 

2023年春、北陸新幹線が敦賀まで延伸し、石川県内全線開業となります。それに向けますます盛り上がる石川県の魅力を表現したイラストやエッセイを大募集! 宮下英樹先生(石川県出身、漫画家。ヤングマガジンにて累計1000万部に迫る『センゴク』シリーズ連載中)とエッセイ部門特別審査員の唯川恵先生(石川県出身、小説家。2001年直木賞受賞)を特別審査員としてお迎えしたご当地コンテスト企画「いしかわデイズ」の結果がついに発表です!

 

イラスト部門結果発表

【最優秀賞】
賞金:10万円

副賞:受賞作品を、石川県の北陸新幹線全線開業PR記事として、講談社発行の雑誌に掲載します(受賞作品の内容によって雑誌は選定します)。さらに受賞作品の全部または一部を掲載した石川県PRポスターを作成し、県内観光施設などに掲出する予定です。


あやとり橋と春が旬のお魚

本山はな奈さん

 

強烈に背を押されるでもなく「自然と行きたくなる求引力」を感じます。さらっとした世界観は誰にでも受け入れやすいと思います。
――特別審査員 宮下英樹


透明感がありながらも、キャッチ―で目をひきます。絵の隅々までしばらく見入ってしまうような力が絵に宿っています。モチーフの組み合わせかたが特に秀逸です。
――講談社 第四事業局

 

【優秀賞】
賞金:1万円

 

のとじま水族館

棒棒鶏さん

魚のみならずメルクマール的建物もあって「のとじま」とわかるのがいいです。実際動いてるかのような魚群も素晴らしい。
――特別審査員 宮下英樹

 

【優秀賞】
賞金:1万円

『Photo』

tumeki922さん

「旅の前の期待感」でも「旅の最中の臨場感」でもなく「旅の後の多幸感」を描くのは面白いモチーフ(作者の意図が「旅の前」だったらすみません)。良いコピーがついたらさらに良くなるかもしれない。
――特別審査員 宮下英樹

 

【優秀賞】
賞金:1万円

ようこそ石川県へ

ごんさん

おもちゃ箱をひっくり返したら友禅の道を利家公が疾駆する。強烈な石川推しを感じます。
――特別審査員 宮下英樹

 

【審査員特別賞】

賞品:能登牛1kg 


着いたよ!山中

青星伊月さん

現実世界を幻想世界にするイラストの特性が出てます。「行きたくなる絵」は好きです。
――特別審査員 宮下英樹

 

 

エッセイ部門

【最優秀賞】
賞金:10万円

副賞:受賞作品を、石川県観光PR記事として、講談社発行の雑誌に掲載します(受賞作品の内容によって雑誌は選定します)。さらに受賞作品の全部または一部を掲載した石川県PRポスターを作成し、県内観光施設などに掲出する予定です。


ひとり旅の効能

mamilinさん

ひとり旅の醍醐味、石川県の魅力、そしてプライベートな部分が、センス良く描かれた秀作。私も旅に出たくなりました。
――特別審査員 唯川恵


「街」のことと「私」のことを立体的に組み上げた傑作でした。10年という時間の経過が主人公の成長と街の発展を同期させ、だれにでも心当たりがあるような、懐かしくあたたかいエッセイとなっていました。読みやすくい文体も作品に合っており、満場一致での受賞となりました。おめでとうございます。
――講談社 文芸編集部


【優秀賞】
賞金:1万円


乃兎ちゃんと石動くん
安芸 空希さん


二人の掛け合いを見ているうちに自然と金沢の魅力を知ることができ、ラストもきれいでした。描きすぎていないところも、じっさいに行って自分の目で見てみたい気持ちにさせられる作品でした!
――講談社 文芸編集部

 

【優秀賞】
賞金:1万円


安宅の関
佳純さん


旅行の魅力は、現在だけでなく、その地の歴史にも思いをはせることができるという前提が素晴らしいです。構成もうまく、著者が持つ土地と人々への愛情が伝わってくる点も高評価につながりました。
――講談社 文芸編集部

 

【優秀賞】
賞金:1万円


金沢民話まち歩き
orange_pekoeさん


魅力的な導入から最後まで一気に読ませる筆力は見事。短編ミステリーとしてよくできており、「お銀と小金」の挿話が物語に無理なく重ねられているところも巧さを感じ、完成度の高い作品でした。
――講談社 文芸編集部

 

【審査員特別賞】

賞品:能登牛1kg 


黄昏時の物々交換
木戸要平



子供で居られなくなること、大人(=親)になることを、物々交換を通して象徴的に物語に落とし込まれた点が見事でした。現代を舞台にした幻想小説という高いハードをクリアし、吟味された言葉で語られる物語は読み手の記憶に強く残ります。土地に憑依して書かれたような文体を推す声も多く、本作に特別賞を贈ります。
――講談社 文芸編集部

 

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