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BIRDS

米戸けい

★6 905

最新話公開 2020年10月19日 第1話公開 2020年10月19日

初めまして、米戸けいと申します!DAYS NEO初投稿です。2018年に、オリジナルでは初めて描いた短編です。少々ホラーっぽいです。よろしくお願いします!

あらすじ
過去に失踪した飯田という男の話をする長谷川。彼によると、飯田は度々夢に現れる「鳥の化け物」に悩まされていたという。

担当決定済み

もくじ

  • 第1話

    公開日:2020年10月19日

    ★1

編集者メッセージ(新着)

  • 「面白い話をしよう」というこの始まり、すごいハードル上げてくるなと思いましたが、本当に面白かったです。
    まだ髪がフサフサな頃のニコラス・ケイジが主演の、鳥に魅入られた男との友情を描いた映画『バーディ』を思い出しました。(未見でしたら面白いので是非!)
    鳥って、なぜかわからないけれどどこか不気味というか、うっすら怖い気がします。あのどこを見てるかわからない眼とか、独特の鳴き声のせいかもしれません。
    それでいうと、本作では、鳥のフォルムというかデザインが可愛すぎる気がしました。あからさまに気持ち悪いとかではなく、なぜかわからないけど生理的に恐怖感を覚えるような見た目で、かつ、語り部の男と目が合った時独特の鳴き声をあげていたら、あるいはもっと不穏で面白い話になったかもしれないと思いました。

    2020/10/21 13:15
  • 冒頭からしっかり読者の興味を引こう、という工夫が感じられる作品でした。真っ先に目に飛び込んでくる、「面白い話をしよう」というセリフ。そしてそのセリフによって顔の隠れた主人公。これは彼があくまで語り部で、主人公ではないことを示唆しているのでしょうか。

    「語る」話なので必然的にセリフの量は多くなっていますが、2ページ目に見られるように”演技”をさせることによって読者に退屈さを感じさせない工夫もされていますね。それ以降も構図の取り方など、お上手だなと思うコマがいくつもありました。

    ストーリーに関してはシンプルにまとめられていて読みやすかったのですが、飯田くんと主人公のドラマをもう少し読みたかった気持ちがあります。

    本作は鳥の怖さがメインの話だと思いますが、飯田くんも謎が多くて失踪した原因が絞り切れない印象がありました。というのも、飯田くんの部屋が広すぎるし家具はないしで「彼はどこかの国の諜報部員か何かだったのでは?」という疑念も抱いたからです。鳥によって消えたのか、それとも彼の一身上の都合で消えたのか、そこがふらつくので鳥の怖さがすこし弱まってしまった気がするのです。(これは深読みしすぎているという自覚もあるのですが)

    初めて描かれたオリジナルということで習作的なものだとは思いますが、キャラの演技や演出に才気を感じさせてくれる作品でした。

    この度はご投稿いただき、ありがとうございました!

    2020/10/20 14:23
  • 最初のページから米戸さんの思う壺でした。
    という言い方をするとなんだか悪い話のようですが、1コマ目から「BIRDS」の仄暗い奇妙な世界に迷い込まされました。よくわからないけれどなんだか背筋がぞくりとする…まさに思う壺でした。

    この作品にはいわゆる「オチ」はなく、飯田と鳥の因縁や、飯田の身に何が起きてしまったのかも謎のままです。「世にも奇妙な物語」的なゾッとするオチの面白さを期待して読むと、やや拍子抜けしてしまうのも事実でした。
    にもかかわらず、脈絡のない悪夢を見た後のような印象的な読後感は唯一無二!米戸さんの才能・持ち味に他なりません。
    語り手の表情の機微を細かく見せるコマ割りや、少し硬質な言い回しも作品の雰囲気を盛り上げていてすごく良かったです。
    作家として表現したいものをどうやったら読者に「エンタメ」として楽しんでもらえるかを漫画表現としてしっかり考えてらっしゃるのだなと思いました。
    そこに読者を引き込む「物語の起伏」をさらに加えることができたら、まさに鬼に金棒。米戸さんはその種をすでにお持ちのはずです。

    米戸さんの漫画をもっともっと読んでみたいです。
    この作品が初のオリジナルということですが、今新たに描いてみた題材やジャンルがあれば是非一度直接お話をお伺いしたいです。
    米戸さんが目指す「面白い」を最大化できるよう、漫画作りのお手伝いをさせてください。
    掲載媒体も色々あるので連載目指していけたら嬉しいです。よろしくお願いします!

    2020/10/20 03:51

編集者メッセージ(いいね)

  • 最初のページから米戸さんの思う壺でした。
    という言い方をするとなんだか悪い話のようですが、1コマ目から「BIRDS」の仄暗い奇妙な世界に迷い込まされました。よくわからないけれどなんだか背筋がぞくりとする…まさに思う壺でした。

    この作品にはいわゆる「オチ」はなく、飯田と鳥の因縁や、飯田の身に何が起きてしまったのかも謎のままです。「世にも奇妙な物語」的なゾッとするオチの面白さを期待して読むと、やや拍子抜けしてしまうのも事実でした。
    にもかかわらず、脈絡のない悪夢を見た後のような印象的な読後感は唯一無二!米戸さんの才能・持ち味に他なりません。
    語り手の表情の機微を細かく見せるコマ割りや、少し硬質な言い回しも作品の雰囲気を盛り上げていてすごく良かったです。
    作家として表現したいものをどうやったら読者に「エンタメ」として楽しんでもらえるかを漫画表現としてしっかり考えてらっしゃるのだなと思いました。
    そこに読者を引き込む「物語の起伏」をさらに加えることができたら、まさに鬼に金棒。米戸さんはその種をすでにお持ちのはずです。

    米戸さんの漫画をもっともっと読んでみたいです。
    この作品が初のオリジナルということですが、今新たに描いてみた題材やジャンルがあれば是非一度直接お話をお伺いしたいです。
    米戸さんが目指す「面白い」を最大化できるよう、漫画作りのお手伝いをさせてください。
    掲載媒体も色々あるので連載目指していけたら嬉しいです。よろしくお願いします!

    2020/10/20 03:51
  • 冒頭からしっかり読者の興味を引こう、という工夫が感じられる作品でした。真っ先に目に飛び込んでくる、「面白い話をしよう」というセリフ。そしてそのセリフによって顔の隠れた主人公。これは彼があくまで語り部で、主人公ではないことを示唆しているのでしょうか。

    「語る」話なので必然的にセリフの量は多くなっていますが、2ページ目に見られるように”演技”をさせることによって読者に退屈さを感じさせない工夫もされていますね。それ以降も構図の取り方など、お上手だなと思うコマがいくつもありました。

    ストーリーに関してはシンプルにまとめられていて読みやすかったのですが、飯田くんと主人公のドラマをもう少し読みたかった気持ちがあります。

    本作は鳥の怖さがメインの話だと思いますが、飯田くんも謎が多くて失踪した原因が絞り切れない印象がありました。というのも、飯田くんの部屋が広すぎるし家具はないしで「彼はどこかの国の諜報部員か何かだったのでは?」という疑念も抱いたからです。鳥によって消えたのか、それとも彼の一身上の都合で消えたのか、そこがふらつくので鳥の怖さがすこし弱まってしまった気がするのです。(これは深読みしすぎているという自覚もあるのですが)

    初めて描かれたオリジナルということで習作的なものだとは思いますが、キャラの演技や演出に才気を感じさせてくれる作品でした。

    この度はご投稿いただき、ありがとうございました!

    2020/10/20 14:23
  • 「面白い話をしよう」というこの始まり、すごいハードル上げてくるなと思いましたが、本当に面白かったです。
    まだ髪がフサフサな頃のニコラス・ケイジが主演の、鳥に魅入られた男との友情を描いた映画『バーディ』を思い出しました。(未見でしたら面白いので是非!)
    鳥って、なぜかわからないけれどどこか不気味というか、うっすら怖い気がします。あのどこを見てるかわからない眼とか、独特の鳴き声のせいかもしれません。
    それでいうと、本作では、鳥のフォルムというかデザインが可愛すぎる気がしました。あからさまに気持ち悪いとかではなく、なぜかわからないけど生理的に恐怖感を覚えるような見た目で、かつ、語り部の男と目が合った時独特の鳴き声をあげていたら、あるいはもっと不穏で面白い話になったかもしれないと思いました。

    2020/10/21 13:15

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