死神と水切り
作品詳細ページ
もくじ
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- 第1話
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公開日:2018年10月29日
★2
編集者メッセージ(新着)
-
読んだ人を非常に前向きな気持ちにさせてくれる快作ですね!
生き死にに苦悩する人間を好むという、このゴスロリ死神は、
必死で生きている現代人の心に刺さる素敵なキャラクターだと思いました。
そしてとにかく、漫画が読みやすい!
セリフのリズムの強弱や、死神という設定をスムーズに理解させる演出など、あづみさんの確かなネーム力を感じました。
ただその一方で少しだけ残念だったのが、主人公が川に落ちてからのシーンを読んだ時、主人公の心情の変化に忙しなさを感じてしまったことです。確かに死神の理屈で考えると、水中で「死にたくない」と思えた瞬間に彼が変わるのは間違ってはいないと思います。ただ、彼の気持ちに寄り添っている読者がその変化に付いていけるかどうかはまた別だとも思います。ここで彼の心情の変化を伝えるのならば、目を覚ました後に「生を実感する」シーンは必要だったかもしれません。
あづみさんのネーム力をもってして、今よりもさらに人物の「感情」を伝えられるようになれば、より多くの読者の心を揺さぶる作品をつくれるのではないでしょうか。
次回作も楽しみにお待ちしております!2018/10/29 20:48
編集者メッセージ(いいね)
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読んだ人を非常に前向きな気持ちにさせてくれる快作ですね!
生き死にに苦悩する人間を好むという、このゴスロリ死神は、
必死で生きている現代人の心に刺さる素敵なキャラクターだと思いました。
そしてとにかく、漫画が読みやすい!
セリフのリズムの強弱や、死神という設定をスムーズに理解させる演出など、あづみさんの確かなネーム力を感じました。
ただその一方で少しだけ残念だったのが、主人公が川に落ちてからのシーンを読んだ時、主人公の心情の変化に忙しなさを感じてしまったことです。確かに死神の理屈で考えると、水中で「死にたくない」と思えた瞬間に彼が変わるのは間違ってはいないと思います。ただ、彼の気持ちに寄り添っている読者がその変化に付いていけるかどうかはまた別だとも思います。ここで彼の心情の変化を伝えるのならば、目を覚ました後に「生を実感する」シーンは必要だったかもしれません。
あづみさんのネーム力をもってして、今よりもさらに人物の「感情」を伝えられるようになれば、より多くの読者の心を揺さぶる作品をつくれるのではないでしょうか。
次回作も楽しみにお待ちしております!2018/10/29 20:48