画力が上がれば上がるだけ、やりたい表現、伝えたいメッセージに近づくことができるタイプの作家さんだと思います。
「描ける絵」ではなく、脳内に思い描いた「描きたい絵」が原稿に再現できるように頑張ってください！
まずは背景やモブに至るまで、どこも手を抜かないことから初めてみてはいかがでしょうか。
僕の担当してきた漫画家さんは、絵が上手いと思う作家さんほど、「自分は下手だ」と本気でおっしゃっています。その自分へのダメ出しが、きっと成長の種なのでしょうね。
１年後、この作品を見て「うわーヘタだったなぁ！」と思えるようになるといいですね。
応援しています！

儚くも切ない
下級女郎の廓噺、、、。

見た事のない世界を
一生懸命調べて、
一途に描こうとする
三雲さんの志、
素晴らしく思います！

足抜けを乞う空木と
それに寄り添う楼主の思いが、
一筋の物語へと昇華されていて、
とても面白いお話でした。

惜しむらくは、
ラストのかんざし後の
空木の変化した顔立ちや、
空木の新たな心持ちを
もう少しページを費やしてでも、
しっかり伝えて欲しかったです。

まだまだ画力に
課題はあると思いますが、
必ずや上達しそうな絵心を
お持ちの方だと感じますので、
デッサン力磨きながら、
日々できる研究を続けて、
独自の世界が紡げるよう、
頑張ってくださいませ。

応援しております、押忍ッ！！！