過去、アップしてくださった2作品と併せて拝見しました。
雰囲気作りが上手い！という印象を強く受けました。描く世界に読み手を引きずり込む力を感じます。
繊細な背景描写などの演出力がとても高いですね。

だからこそ、二人の会話で事が終わるようなお話よりも、もう少しスケールを感じるを読んでみたいところです。
タッチからして、ある程度のリアリティーを基にしたファンタジーなど、向いていそうですね。
（ちょっと昔のノスタルジーとか、田舎の因習、民俗学的な…などなど）
少しでも話の半径を広げたほうが、わかりやすく読み手に伝えられるお話になるような気がします。

次回作も楽しみにしております！

絶望の中で生まれた希望‥‥最高です！！！！
二人の男女の中で流れる不穏な空気の理由を知ったとき
気分があがりました。

本作以外の２作もしっかりと落ち着いていて
「何かあるんだな」とにおわせてくる雰囲気が良かったです。


今後についてのご提案です。
「一方通行な感情が好き」とご自身で書かれていますが
マンガの内容は基本的にどれも語りで成立しています。

“対話”というよりはキャラが自分の考えをわかってもらいたいと
訥々と語る“独り言”のような点が目立ちます。
そのためあまり感情が変わることもない印象です。
そんな中で、本作の少し違った点は一人が二人になった点でした。
変化は恐ろしいですが面白いことです。

次回作はぜひ
「絶対変わりたくないし変わるつもりもない」「私は私」と考えているような人が
何かをきっかけにキャラが感情を変化していく物語を描いてみてはいかがでしょうか？