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キルクリヤ - 幸せの言語

油布

★1 1,304

最新話公開 2021年11月01日 第1話公開 2021年11月01日

「幸せの言語」なるものを探し、旅に出た言語学者だが…。言語学が好きで、面白く布教したいです。アドバイスをいただけたらと思います。よろしくお願いします。(※作中の言語は実在しません)

もくじ

  • 第1話

    公開日:2021年11月01日

    ★1

編集者メッセージ(新着)

  • 新しい可能性を感じながら、楽しく拝読しました!
    そういえばトールキンもオリジナル言語を完成させるために『シルマリルリオン』の独自神話体系を書いたし、もしかしたら言語学エンタメも成り立ちうるのかも知れません。

    ただ、今作ではうまく誤解にもとづく誘導を仕込むことで成功していますが、それでも画面が知らない文字列や■で埋まるのは、どうにも読んでいてストレスを感じるところではありました。

    つまり、今作の面白さは言語学というよりは文化人類学的な知見にあるような気がするのです。異民族との思い込みによるディスコミュニケーションが悲劇を生む、という構造なのですから。
    そうなると、まだ「言語学の面白い布教」には繋がらないかもしれません。

    現在、エンタメとしての漫画は読者に与えるストレスをとにかく減らす方向で競争がなされているので、いまのアプローチには、申し訳ないですが商業面ではあまり賛同できないです。
    じゃあ何があるのか、というところで対案が思いつかないため担当希望を出せないのですが、この先油布さんがどんな試みをされてくのかには強く興味を持っています。

    つまり、新しいタイプのエンタメを生もうという姿勢には強く共感しています。
    今回のご投稿に厚く御礼を申し上げます。そして今後も期待しております!

    2021/11/01 02:48

編集者メッセージ(いいね)

  • 新しい可能性を感じながら、楽しく拝読しました!
    そういえばトールキンもオリジナル言語を完成させるために『シルマリルリオン』の独自神話体系を書いたし、もしかしたら言語学エンタメも成り立ちうるのかも知れません。

    ただ、今作ではうまく誤解にもとづく誘導を仕込むことで成功していますが、それでも画面が知らない文字列や■で埋まるのは、どうにも読んでいてストレスを感じるところではありました。

    つまり、今作の面白さは言語学というよりは文化人類学的な知見にあるような気がするのです。異民族との思い込みによるディスコミュニケーションが悲劇を生む、という構造なのですから。
    そうなると、まだ「言語学の面白い布教」には繋がらないかもしれません。

    現在、エンタメとしての漫画は読者に与えるストレスをとにかく減らす方向で競争がなされているので、いまのアプローチには、申し訳ないですが商業面ではあまり賛同できないです。
    じゃあ何があるのか、というところで対案が思いつかないため担当希望を出せないのですが、この先油布さんがどんな試みをされてくのかには強く興味を持っています。

    つまり、新しいタイプのエンタメを生もうという姿勢には強く共感しています。
    今回のご投稿に厚く御礼を申し上げます。そして今後も期待しております!

    2021/11/01 02:48

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