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展開の速さを、ちゃんと表現力でカバーしており、スッと作品世界に入れました。
私は、この松本君という男の子、非常にやっかいな部分を持ち合わせている男の子だなと思いました。表面的に会話をきちんとトスしあうよというフリをしながら、僕のことをわかってほしいという欲望を静かに相手に向けている。
ラスト、なんかラブコメのきれいな形、みたいな感じで締まっていましたが、ずあんさんが描きたい部分が、もし私が感じた松本くんの内面にあるのなら、このようなまとめ方にしないほうがいいと思いました(そういう意図で描いていなかったら的外れアドバイスでごめんなさい)。
こういう人の中に息づいているやっかいさって、現実で向き合うと辟易としちゃうんですが、作品の中では深く見つめたい、人間ってなんなんだろうって知りたい、そしてそういうことを可能にしてくれるのがフィクションだと私は思っています。2018/05/14 16:18 -
青年誌の人間ですが、好きだったのでコメントさせていただきます! 寂れた旧校舎で二人きり、「嫌い」と「キライ」で繋がる男女。真っ直ぐじゃなくて、ちょっと捻った感じがクセになります。8P、本当にだべってるだけの会話劇でいけてしまいそうなところを、二人と対照的なカップルを出しつつアクセント足したところも良いと思いました。8ページなのに魅せゴマが2つもあって、描きたいシーンがしっかりある方なんだと思います。今度は、見開きになるくらいのシーンを想定して、そこに至るための中編、あるいは長編を描いてみてはいかがでしょうか? 読んでみたいです。
2018/05/10 00:16 -
僕もとても好きな作品で、
モーニングの
平野さんのコメントに
完全同意でありました!!
ちょいヒネクレな
二人の本心や
真っ直ぐな素顔が、
読み手の心刺さるよう、
気持ちのこもったドアップを
照れずに思いっきり、
届けてほしいと願います。
学校でも家庭内でも、
ひと事件ひと波乱起こして、
二人の距離がぐーんと
近くなるような、
もうちょい長めの作品を
ぜひぜひ読ませて
いただきたく!!
楽しみにお待ちしております。
頑張ってくださいませ。押忍ッ♪
2018/05/10 06:54