くま様

この度はご投稿ありがとうございます。
「シフロンの灯」、殺人鬼の作品、どちらも読ませていただきました。
どちらも可愛らしい絵柄ながらシビアで残酷な描写がとても印象的でした！
青年誌志望なのも納得です。

すべての作品に言えますが、キャラがみんな可愛いですね！
シフロンは妖艶な謎めいた雰囲気を見た目で漂わせていますし、エスダーはダフネとは違う華があり少し大人なセクシーさをもっていそうです。
殺人鬼の子供はなんといっても純粋で曇りのない大きな瞳が特徴的です。
キャラには作品に必要な役割があると思いますが、それをキャラデザで伝えるのがとても上手いと感じました。加えて、可愛いだけでなくオリバーがナイフを刺そうとする悪い顔や父になることを決意する表情は大人の覚悟が伝わってきます。
総じてキャラの表現力がとてもある作家だと思います。

そして何より見せ場を作るのがとても巧みだと感じました。
シフロンの頭を握り潰すシーン。衝撃的ですね。その次ページの鼻から上がない描写もとてもいいです。笑っているのが憎い演出ですね！
基本的にどの漫画も、見せたいシーンはより大きく迫力を持たせ読者に飽きを与えない工夫が感じとれました。頭粉砕シーンが最大の見せ場ですが、それ以前にもこの漫画の代表するシーンがあり気持ちよく読めました。ネームが上手いんだと思います。

アドバイスとはまた違いますが、感情移入できる作品も見てみたいと思いました。
シフロンはゲストが主人公となりオムニバス的な話で、そこはしょうがないとは思いますが、殺人の方は感情移入する前に物語が進んでいき子供と出会った時の葛藤、育てることの葛藤を自分事として感じづらくなっていたかなと思います。
もし一緒に作品づくりをする際は、そこも話し合えたらと思います。

長くなりましたが担当希望を出させていただきます。
少しでもご興味があれば、お話をさせていただけたらと思います。
ご検討の程、何卒よろしくお願い申し上げます。