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DAYS NEO へのご投稿ありがとうございます! 期間限定でDAYS NEOに参加させていただいておりますスクウェア・エニックス ガンガンJOKER編集部の樋口と申します。『セブン』『MA!』それぞれ、大変楽しく拝読させていただきました!!
両作、大変面白かったです。1P先に何が起こるか想像ができず、夢中でページをめくってしまいました。
『セブン』は、予想を裏切り続ける展開とワードセンスに痺れました。姉妹間で殺し合うハードな世界観、下剋上上等のお礼参り、一触即発の立ち会い、そこから繰り出される圧倒的な斬撃シーン…。"武士道"の厳しさと、そこに真正面から挑む七姫の武勇を見届けたくなります。
『MA!』は、とにかく、続きが気になります!!! 3人の、時代も背景も違うスペシャルな主人公達が、どのように絡むのか、どう出会うのか、楽しみすぎますね。個人的には、普段弱気なように見えるマオの、時折覗かせる残酷さのギャップが好きです。
上記2作品の巨大な主題を支えているのが、車戸さんの「画力」だと思います。『セブン』の殺陣のスピード感、『MA!』の巨大な神的存在の圧力。現実では到底味わうことのできない体験が、ページをめくるたびに襲いかかり、これぞマンガの醍醐味…と噛み締めながら読みました。
編集者目線では、主人公と目的が1話で提示される『セブン』の方が、商業誌に向いている印象ではありました。見たこともない景色を読者に見せる…という意味で、車戸さんの非凡な才能と熱量は、この2作で痛いほど伝わります。ただ、未知なるマンガ体験は、読者も消化のためのエネルギーを使います。時には物語を見失いそうになることもあるかと思います。そんなとき、共感を見いだせる主人公や、思わず見届けたくなる目的があれば、"灯台"の役割となり、読者を先の物語に導いてくれるかと思います。
今後、車戸さんが読者に作品を届ける際、そういった"灯台"の役割をしてくれる、キャラクターや目的を意識されると、より多くの読者に届きやすくなるかもしれません。
さしつかえなければ、車戸さんと連載を視野にいれた作品づくりに関するご相談をさせていただきたく考えております。車戸さんの描く、誰も見たことのない漫画を、読者に届けるお手伝いができればと思います。ここではお伝えしきれなかった感想や、目指したい作品の方向性、レーベルのご紹介なども含めて、やりとりの機会をいただければ幸いです。どうかご検討くださいませ。
重ね重ね、衝撃的なマンガ体験をありがとうございました!!2022/05/24 18:25 -
2-3pの見開きから、心をぐっとつかまれて、最後まで拝見させていただきました。
麻生マオが何者なのか、魔王とは?最後に出てきた口布の人々、明らかに強者オーラを出す少女・・・。短いページ数なのでまとまりは悪いですが、短時間で編集者としての好奇心をくすぐられました。
そして何より、車戸さんの頭の中にどんな世界が広がっているのか、とても気になります。
是非一度、MA!の構想をお聞かせ願えますと嬉しいです。
よろしくお願いします。2022/05/25 13:58