「彼らはどこにいるのだ?」(ネーム24P)
作品詳細ページ
もくじ
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- 第1話
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公開日:2018年03月31日
★4
編集者メッセージ(新着)
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誰もが一度は妄想するであろう、空想科学をきちんと漫画の核にできているのがとてもいいです!
女の子が先生に、コルドバ星から取った写真を見せ、そこに過去の先生の姿が写っていたコマは
「なるほど!」と思わされました。
私もこういう妄想するんです。光より早く動けたら、過去が見えるから、名探偵になれるな‥‥とか笑
”メトロ”という架空の物質を作品に登場させることで、既存の科学をエンタメにまで昇華させた点は素晴らしいです!
他人とは違った視点で物語の企画を生み出すセンスを感じました。
しかし、企画は良いのですが、ストーリーの組み立て方に関してはまだまだ改善の余地があると思います。
テーマはフェルミのパラドックスということでしたが、現状、それは”メトロ”につなげるための枕にしかなっておりません。本作の流れをそのままにするのであれば、フェルミのパラドックス自体を無くしてしまう方がわかりやすくなるのではないでしょうか。
また、フェルミのパラドックスを残すのであれば、簡単に宇宙人と出会うのは得策ではないと思います。ミステリーサークルなど、宇宙人の存在をほのめかす情報を小出しにしていき、フェルミのパラドックスが正しいのか、否か、という点で物語を展開していく方が良いのではないでしょうか。
また、「もうオフ会なん?」というセリフも、セリフ自体は唐突で笑えるのですが、それ以上に「この物語、ここで終わっちゃうの?と」といったがっかり感がありました。
裏を返せば、もっとコルドバ星のこと、メトロの可能性などをもっと知りたい、と読者に思わせることはできているのだと思います。
キャラの魅力や、起承転結の”起”、”結"の部分をもっと意識してつくるとよくなるのではないでしょうか。
これからも魅力的な物語をぜひ作ってください。
2018/05/26 02:05
編集者メッセージ(いいね)
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誰もが一度は妄想するであろう、空想科学をきちんと漫画の核にできているのがとてもいいです!
女の子が先生に、コルドバ星から取った写真を見せ、そこに過去の先生の姿が写っていたコマは
「なるほど!」と思わされました。
私もこういう妄想するんです。光より早く動けたら、過去が見えるから、名探偵になれるな‥‥とか笑
”メトロ”という架空の物質を作品に登場させることで、既存の科学をエンタメにまで昇華させた点は素晴らしいです!
他人とは違った視点で物語の企画を生み出すセンスを感じました。
しかし、企画は良いのですが、ストーリーの組み立て方に関してはまだまだ改善の余地があると思います。
テーマはフェルミのパラドックスということでしたが、現状、それは”メトロ”につなげるための枕にしかなっておりません。本作の流れをそのままにするのであれば、フェルミのパラドックス自体を無くしてしまう方がわかりやすくなるのではないでしょうか。
また、フェルミのパラドックスを残すのであれば、簡単に宇宙人と出会うのは得策ではないと思います。ミステリーサークルなど、宇宙人の存在をほのめかす情報を小出しにしていき、フェルミのパラドックスが正しいのか、否か、という点で物語を展開していく方が良いのではないでしょうか。
また、「もうオフ会なん?」というセリフも、セリフ自体は唐突で笑えるのですが、それ以上に「この物語、ここで終わっちゃうの?と」といったがっかり感がありました。
裏を返せば、もっとコルドバ星のこと、メトロの可能性などをもっと知りたい、と読者に思わせることはできているのだと思います。
キャラの魅力や、起承転結の”起”、”結"の部分をもっと意識してつくるとよくなるのではないでしょうか。
これからも魅力的な物語をぜひ作ってください。
2018/05/26 02:05