扉の構図やキャラクターの表情が目に留まり、思わず読み始めていました。
ネームも「読まれること」を意識したネームで、とても良くできていますね。
ラストページのアゴをクイっとされているラフの絵などからも、とてもセンスを感じています。
私が1番この作品の中で好きだなあと思ったのは、P30の主人公の心情の吐露に合わせて、トラックがパッパー・・・と去ってゆく演出でした。このシーン、映像のように状況を捉えられており、エモさを感じて何度か読み返すくらい好きでした。

気になったのは「キャラクターの好感度」です。正直にモノローグを使いすぎなのかな、と感じます。
かわいそうな状況の子が自分のことを「かわいそう」って思っているのを見ると、心が冷めたりしますよね。
冒頭6Pの主人公の印象づけがちょっと残念なことになっているなと思いました。
6Pまでを客観的に読んでみ上で、ふーじーさんは、栞ちゃんとお友達になりたい？とか、栞ちゃんを応援したい！って心から思えたかどうかを伺ってみたいなーと思いました。

「主人公の好感度」を上げるために何ができるのか？を考えて、日頃から作品を観てみることがおすすめです！
Netflixの韓国ドラマとか、その辺り上手ですよね。
蛇足ですが、私が最近1番感心したドラマは「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」でした。ご参考までに！

ご投稿ありがとうございます！
こちら拝読いたしました。

とてもきれいなネームだなと思いました。
特にセリフが丁寧な字だったのでとても読みやすかったです。
決めのシーンがいいですね。
少女マンガとしておさえるポイントは
しっかりあるのかなと思いました！

ただ、冒頭でわりと栞が自分勝手に見えるというか、
自らのスペックを過信するような形というか、
キャラとしての好感度が若干低めになってしまっていたので、
「恋愛をする」にあたって、
そこのあたりを匡との関わりを通じて反省する…
というような部分があるとより納得感はあるのかなと思いました。

お話の目的として、28pの「恋愛の仕方を教わりたい」
という部分は結構栞的に大きなところに
なってくるのかなと思いました。
そこをさらっと見せているので、ネーム上大きく印象的にとってあげられると
良かったかなと思います。

もしくは、冒頭で
「こんなスペックしっかりしてる私が選ばれないのは恋愛の仕方を知らないからだ！」
→レンタル彼氏に聞こう…。
というかたちで、開始早々にふってしまうというのもありかもしれないです。

次回の作品も拝読できることを楽しみにしております！
何卒よろしくお願いいたします。