古来より人は何よりも死を恐れ、不老不死を願った。
どんなお金持ちも、どんな権力を手に入れようと、命を買う事はできない。しかし世には不老不死の伝説は少なからず存在する。主人公は小さい頃、癌家系である事から死を意識されられる。そして不老不死を求めて奮闘してゆく。ある日伝説の不老不死となった尼からどの様にすれば不老不死になれるかの秘密を聞きだすことに成功する。一方で何故それほどまで不老不死を求めるのか問い正される。しかし、そんな言葉は耳に入らず、何としてでも癌を克服し不老不死を求め研究開発に投資して行く。
そしてとうとう、念願の技術開発に成功したが、そんな自分勝手な人間が　実はとんでも無い事になっていた事を知らされる。そこで例の尼が現れ救いの手を差し延べ、本当の幸せとは何かを知る事となる。