3ページで簡潔にまとめていて、
気持ちよく読めました。

キャラクターの表情描写も豊富で、
同じ表情を描く事がなかったのも
素晴らしいと思います。

天野さんの中編や長編も
読んでみたいですね。
お待ちしています。

3ページしかないのに読み解きたくなってしまう衝動にかられました！洗濯機は稼働しているのにまだ洗濯物が山積みになっているのは、恋人同士の関係も滞っている様子を暗に示しているのかしら？とか洗濯機の亀裂は二人の仲の亀裂も表しているのかも？！とかとか。(「あまのじゃく」さんだからそれは違うと言われてしまうかもですが笑)それはきっと背景、細かいアイテムなどが丁寧に描かれていて、テーマと絵とがしっかりリンクしているからです。
しっかりとした生活感を表現できるので、ひとつ壮大な・突飛なフィクションを交えつつリアリティを持って進んでいくマンガを描いてみてほしいです！

この彼氏、くっそムカつくな。…と思っていたら、このオチ。最高です。3ページという短いページ数なのに引き込まれました。
この男女2人がどんな性格で、どんな家に住んでいて、どんな暮らしを送っているのかが伝わってくる。抜群の描写力に武器に、是非ほかの作品も読ませてほしいです！
ご投稿有り難うございました。

2P目を経て、「これしかない！」という感じの3Pでオトす。凄く良くできていますね。良くできているんですが、同時にきれいすぎてちょっと物足りない印象を受けた気がします。ときに正解が1番面白いとは限らない、みたいな。 内容よりも、僕は絵のカッコよさに痺れました。たとえば3ページ目の部屋の全景、別にいわゆるオシャレ部屋じゃないし、ちゃんと生活感もあるんですけど、なんかそこはかとなくカッコイイんですよね…。3Pで鮮やかに実力を見せてもらったうえで、今度は天野さんの描くもっと長い話を読んでみたいと思いました。個人的には、このクールな画面の中で、天野さんが思うカッコイイ男女（いわゆる美男美女というわけでなく）などを描いてもらいたいです。

推測で書かせていただきますが、おそらく天野さんは、連載のような長いお話を描くのが少し苦手で、こういったワンシーンを切り取った読み切りはバンバン描ける人だと思います。
テーマを決めてオムニバス連載のような形は容易に想像がつくのですが、ここまで技量はあって、尖った部分がある人はあえて「王道」で勝負してほしいですね。
恥ずかしがらずにドベタなものを描いても、天野さんが描けばいい意味で変な作品になるはずです。
キャラクターのディテールをきちんと描く人は好きだし、作品から滲み出る小洒落た感が個人的には最高です。

たった３Pなのに、これほど「すっきり！」させてくれるとは・・・別れを宣告してくれる彼女に、心の底から爽快感を覚えました！　壊れかけの洗濯機＝私たちの関係性、という図式、めっちゃ共感度高い!!!　天野さんの作品をもっと読みたいと思いました！

巧いです。

1P目に溜まっていた洗濯物の量は何の隠喩？
最後のコマのシャツは誰の？(それによって別れたのかそうでないのか変わるのでは？)
...などと、これだけ短いと逆に深読みしてしまいますね。
もし全てに意味があるとしたら、読み取れない自分がもどかしい！

おそらくパッケージさえ整えば世に出られる人だと思います。
(※パッケージ=今作を活かすのであれば「家具に仮託した人間関係シリーズ」「恋人の別れシリーズ」など。)

もう少し長いページの作品や、別の作品もぜひ我々に読ませてパッケージングのヒントをください。