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ドントクライ、なみ平

matumoto

★18 7,023

最新話公開 2018年04月24日 第1話公開 2018年04月24日

自分の性に違和感を持った主人公の初恋の話

担当決定済み

もくじ

  • 第1話

    公開日:2018年04月24日

    ★14

編集者メッセージ(新着)

  • 一読して心を掴まれました!!
    この作品を投稿していただいて、本当にありがとうございます。

    子供の頃って、
    「男らしく」とか「女の子なんだから」とか「普通は」とか、
    世の中の誰かが決めた物差しに、いつの間にか従わされていましたよね。
    そして誰しもが、「それってホントに合ってるの?」と一度は疑問に感じたことが
    あったと思います。
    この話は、その「当たり前」の枠組みに収まり切らない・収まりたくない自分の
    葛藤を強烈に表現されていて、本当に素晴らしい作品だと思いました。

    大人になって働き始めると、
    進んで社会の歯車にならなきゃいけないことが増えていって、
    そういった葛藤って、徐々に薄れていってしまうんですよね‥‥。

    でもmatumotoさんは、その葛藤が最も濃く出る思春期の2人を、
    ド正面から描くことができている‥‥それって、本当に本当に凄いことだと思います。

    matumotoさんから湧き出るその瑞々しい感性は、
    大勢の読者を惹きつけられる、確かな武器になります。

    でき得るならば、その力をヤングマガジンで発揮していただければ‥‥!
    さらにでき得るなら、担当としてお仕事をご一緒させていただければ、とても嬉しいです。

    どうぞ、よろしくお願いいたします。

    2018/04/24 23:03
  • 登場する2人が
    悩みを共有することで”友達”になり
    明日からの日々に希望を見いだす姿
    感動しました。元気をもらいました!

    「なんか変」と騒ぎ立てる周りに
    刃向かっていくのではなく
    まずはよき理解者を見つける展開が
    本当によかったです。
    たくさんの人に読んでほしいと思いました!

    それと、登場人物が出てきてすぐに
    どんなキャラクターかわかるような
    行動やセリフが用意されていることも
    感心しました。
    加賀谷がバクバクとパンを食べるシーン
    よかったです。

    キャラクターがイキイキしているので
    マンガで起こっていることが
    読んでいる自分のすぐ近くで起こっている
    感覚を持ちながら読みました。

    胸がスカッとするような作品を
    是非、いっしょに作りたいです。

    よろしくお願いします!

    2018/04/24 20:50
  • 加賀谷の真っ直ぐ射抜くような眼が素晴らしいですね…。一瞥で百のセリフ以上に心に訴えかけてくる、まさに千両役者だと思いました。こんなキャラクターを作れるのは強いですね…。しっかり人間を描けていて、そして人間を傷つけるのは人間で、でも救うのも人間であるということを描いている。とにかく人を見つめている作家さんだと思いました。こんな感じで、誰かの居場所を作るような作品を描いてほしいです。
    あとはもうこの世界を、どう外に拡げていくかだと思います。担当させていただいて、一緒に考えられたら幸いです。

    2018/04/24 20:16
  • とにかくキャラの表情が魅力的でした!
    トーンを一切使わない描画も、作品の雰囲気に合っています。
    19ページの最終コマの握りこぶしの加賀屋さんや、
    24ページの最終コマの主人公の疾走感に目を引かれました。
    自分の武器をしっかり認識して、お描きになっている印象ですね。
    力量を感じる、素晴らしい作品です。

    ただ、主人公の抱える問題と加賀屋さんの抱える問題は、
    もう少しわかりやすく描けたのではないかと思います。
    加賀屋さんは容姿も行動も男っぽく描かれており、
    主人公と同じジェンダーの問題を抱えている…?
    と読み取れてしまったあたりで思考が絡まってしまいました。

    最後の「男友達第1号」と発言しているのが加賀屋さんだとすると、
    やはり加賀屋さんは男で心は女…!?
    あれ…だとすると叔父さんとのトラウマって…んんんっ!?
    いやまてよ、ここは主人公のことを「男友達第1号」と認定した表現で、
    加賀屋さんは男に嫌悪感のあるちょっとガサツな女の子なのか!?

    そのあたりの答えが出ずに、読後にモヤモヤしてしまいますね。

    2018/04/24 18:30
  • 最初に表示されている絵をみて、
    とても絵がお上手な方だろうなと思い、
    気になって読ませていただきました。

    すごい!カケアミで丁寧に描かれる絵、
    コマ一つ一つにこだわりを感じました。
    しかもそれがしっかりとおはなしとも
    合ってる。キャラクターの表情もしっかり描けていて素晴らしかったとおもいます。キャラの関係性にもとても惹かれました。matumotoさんのお話をもっと読んでみたいですね。

    もしよかったら、一度お話しさせていただけませんか?

    よろしくお願い致します。

    2018/04/24 13:49
  • 最後の最後のネームでガツンとヤられました。
    「泣くな 笑え 友だちできた」
    このネームにどれほどイインチョーの気持ちがこもっているのでしょう。
    嬉しいような、不安なような…

    matumotoさんは、揺れる感情を伝える力が大変優れている方なのだと強く感じました。
    読者のハートをガッツリ握って離さない。

    人物の描き方、背景の描き方も上手く噛み合っていて居心地がいいです。

    本棚に単行本を置いて、10年でも20年でも手にとってずっと見ていたい漫画です。

    2018/04/24 13:40
  • 素晴らしい作品だと思いました。感動しました。
    この作品に出会えてよかったと思いました。


    雑な空気も流れているこの世界で、丁寧に人が扱いあえる世界をみつけた2人の話。

    損なわれることがあっても、人間はなにも食べなきゃおなかは減るし、尿意があればトイレに行くし、信号が青なら前に進むし、みたいな生きていってしまう日常の感じ、だからこそ物語としてわかりあえる誰かと出会うべきだという感じもすごくよかったです。


    画面はひとつの型としてある程度完成はされていますが、線量が多いので読んでいて疲れると思う人はいると思います。
    また、世界の雑さに気づかず過ごしてしまっている人にとっては、このマンガはテーマ以外の要素がないのでつまらなく感じるかもしれません。

    どんな絵柄でいくか、そして作者がテーマ直結作品を描きで読者をちゃんと選んでいくのか、それとも広い世界を描く中にこういうテーマをきちんと入れ込んでいくべくかは、答えなどない部分です。
    その手法の選択と、方向性にあった表現のブラッシュアップが今後作家としてどう生きていくかという部分で重要なのかなと思いました。

    2018/04/24 13:12

編集者メッセージ(いいね)

  • 最初に表示されている絵をみて、
    とても絵がお上手な方だろうなと思い、
    気になって読ませていただきました。

    すごい!カケアミで丁寧に描かれる絵、
    コマ一つ一つにこだわりを感じました。
    しかもそれがしっかりとおはなしとも
    合ってる。キャラクターの表情もしっかり描けていて素晴らしかったとおもいます。キャラの関係性にもとても惹かれました。matumotoさんのお話をもっと読んでみたいですね。

    もしよかったら、一度お話しさせていただけませんか?

    よろしくお願い致します。

    2018/04/24 13:49
  • ドキドキが高鳴り、
    ウズウズが止まらず、
    こりゃ心持ってかれちまう作品だな、
    そう感じながら読み進めました。

    一難二難、
    二転三転ありながら、
    じわじわと近づく二人の感情が、
    大ラストでブレイクした瞬間、
    ギュウッと心臓が縮こまり、
    思わずまなこが
    熱くなってしまいました。

    ちゃんと人間と人間を
    対峙させ、ぶつけ合い、
    きっちり[人間]を救い切る
    覚悟と力のある作家さん、
    そう強く感じました。

    表情、仕草、服装、
    背景の映し方、セリフ回し、
    どれをとってもオリジナルな
    魅力に溢れています。

    火曜朝イチ、
    早速ですが担当希望!!!
    させていただきます。

    まずはいろいろお話を
    聞かせてくださいませ。
    何卒よろしくお願いいたします。

    押忍であります!!!






    2018/04/24 09:13
  • 最後の最後のネームでガツンとヤられました。
    「泣くな 笑え 友だちできた」
    このネームにどれほどイインチョーの気持ちがこもっているのでしょう。
    嬉しいような、不安なような…

    matumotoさんは、揺れる感情を伝える力が大変優れている方なのだと強く感じました。
    読者のハートをガッツリ握って離さない。

    人物の描き方、背景の描き方も上手く噛み合っていて居心地がいいです。

    本棚に単行本を置いて、10年でも20年でも手にとってずっと見ていたい漫画です。

    2018/04/24 13:40
  • 登場する2人が
    悩みを共有することで”友達”になり
    明日からの日々に希望を見いだす姿
    感動しました。元気をもらいました!

    「なんか変」と騒ぎ立てる周りに
    刃向かっていくのではなく
    まずはよき理解者を見つける展開が
    本当によかったです。
    たくさんの人に読んでほしいと思いました!

    それと、登場人物が出てきてすぐに
    どんなキャラクターかわかるような
    行動やセリフが用意されていることも
    感心しました。
    加賀谷がバクバクとパンを食べるシーン
    よかったです。

    キャラクターがイキイキしているので
    マンガで起こっていることが
    読んでいる自分のすぐ近くで起こっている
    感覚を持ちながら読みました。

    胸がスカッとするような作品を
    是非、いっしょに作りたいです。

    よろしくお願いします!

    2018/04/24 20:50
  • 一読して心を掴まれました!!
    この作品を投稿していただいて、本当にありがとうございます。

    子供の頃って、
    「男らしく」とか「女の子なんだから」とか「普通は」とか、
    世の中の誰かが決めた物差しに、いつの間にか従わされていましたよね。
    そして誰しもが、「それってホントに合ってるの?」と一度は疑問に感じたことが
    あったと思います。
    この話は、その「当たり前」の枠組みに収まり切らない・収まりたくない自分の
    葛藤を強烈に表現されていて、本当に素晴らしい作品だと思いました。

    大人になって働き始めると、
    進んで社会の歯車にならなきゃいけないことが増えていって、
    そういった葛藤って、徐々に薄れていってしまうんですよね‥‥。

    でもmatumotoさんは、その葛藤が最も濃く出る思春期の2人を、
    ド正面から描くことができている‥‥それって、本当に本当に凄いことだと思います。

    matumotoさんから湧き出るその瑞々しい感性は、
    大勢の読者を惹きつけられる、確かな武器になります。

    でき得るならば、その力をヤングマガジンで発揮していただければ‥‥!
    さらにでき得るなら、担当としてお仕事をご一緒させていただければ、とても嬉しいです。

    どうぞ、よろしくお願いいたします。

    2018/04/24 23:03
  • 殻の中で密やかな楽しみを糧に生きている子と、殻にトゲをつけて自己防衛する子。

    互いの社会へのスタンスの違いを通して
    少しだけ理解しあい、しっかりと寄り添うラストに感動を禁じ得ませんでした。

    2人の小さな物語でありながら、
    「みんなは『ふつう』でいいな」と恨み節を抱えながら、自分の「ふつう」でない部分と社会との折り合いをつけながら暮らしているのは「自分」だけでなく、「みんな」がそうなんだ、という普遍的なことを教えてくれる傑作だと思います。

    カケアミで時間や叙景を描写する手法、
    短いけど刺さるセリフ(「ヘンタイ」と「たいへん」の対比など)、
    どれをとっても素晴らしいです。

    見やすさ、わかりやすさ、
    という点では伸びしろがありますが、
    個性を殺すことなく、
    でも今よりもっと多くの人に読まれることを目指し、
    これからも心動かす物語を紡いでほしいです。

    2018/04/24 12:09
  • 素晴らしい作品だと思いました。感動しました。
    この作品に出会えてよかったと思いました。


    雑な空気も流れているこの世界で、丁寧に人が扱いあえる世界をみつけた2人の話。

    損なわれることがあっても、人間はなにも食べなきゃおなかは減るし、尿意があればトイレに行くし、信号が青なら前に進むし、みたいな生きていってしまう日常の感じ、だからこそ物語としてわかりあえる誰かと出会うべきだという感じもすごくよかったです。


    画面はひとつの型としてある程度完成はされていますが、線量が多いので読んでいて疲れると思う人はいると思います。
    また、世界の雑さに気づかず過ごしてしまっている人にとっては、このマンガはテーマ以外の要素がないのでつまらなく感じるかもしれません。

    どんな絵柄でいくか、そして作者がテーマ直結作品を描きで読者をちゃんと選んでいくのか、それとも広い世界を描く中にこういうテーマをきちんと入れ込んでいくべくかは、答えなどない部分です。
    その手法の選択と、方向性にあった表現のブラッシュアップが今後作家としてどう生きていくかという部分で重要なのかなと思いました。

    2018/04/24 13:12

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