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作品詳細ページ
もくじ
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- 第1話
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公開日:2022年04月15日
★16
編集者メッセージ(新着)
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短編でありながら壮絶な物語です。スズホの苦しみ、怒り、相手をぶちのめしたい気持ちが痛いほど伝わります。最後に救いがあって涙が出ました。ここまで短編で感動したことのは何年振りでしょう。
スズホとライコは対照的でありながら分かち合える存在。その描写もとても繊細で説得力があります。何がなんでも自分にとっての正しさを貫き生きていきたい、その信念は心に響きます。
画力に申し分もなく、プロレベルですね。そこまでキャラ作りと話の構成ができていれば、長編漫画に挑戦できると思います。是非一緒に漫画政策の話をしてみたいと思います。弊社はフランスの出版社なので、日本で作り、先にフランスに出すという仕組みになっています。そこから世界に広めていきます。
大刃堂寿さんにお会いし、今までの漫画家としての人生とこれからの描きたいストーリーについて色々伺いたいです。どうぞよろしくお願いします!
2022/04/22 10:55 -
画力や演出力もさることながら、何よりラストがシビれますね。ハードな展開で読者に衝撃を与えつつも、キャラクターが動ききって幸せを掴み取るという…。なんかすごい酷いのに優しくて、ファンになりました。
ぜひ一緒にお仕事がしてみたいです。
担当希望致しますので、何卒よろしくお願いいたします。2022/04/21 21:13 -
とても面白かったです!ライコちゃんのキャラ、サイコーですね…。特にギターを持って殴りかかるときの1枚絵がめちゃくちゃ好きでした。見た目の可愛さもさることながら、喫茶店でボコボコ音をたて、目の前で放屁するシーンは見事なキャラ立てですね。
大刃さんは漫画を絵で見せる意識がとても高くて、画力の高さも相まって大きな武器になっていると感じました。桂正和先生を彷彿とさせる繊細なタッチが素晴らしいです。
ストーリーも重い題材を扱いながら、読者をカタルシスへと導くラストがとても良かったです。二人の幸せそうな絵を見られて本当に安心しました笑
すでに素晴らしい作品ですが、あえて言えばスズホが助けられるだけの話になっているのと、ページがかなり長いのが気になりました。
見開きなどを駆使して演出をたくさん入れているのがとても良いのですが、読者としてはどこが構成上重要なポイントなのかをやや掴みづらくなっていると思うので、なくてもいいページはもっと削ってもいいと思いますし、読者の感情を動かす「上げ」と「下げ」のポイントをもっと明確にすると読みやすくなると思いました。
とはいえこの「読者の目を惹きつける力」は大きな武器ですので、それを活かせるように打ち合わせをすれば、さらに良い作品が描けると思います。
他誌に投稿されていた『REVOL武LOVER』も好きな作品だったので、一度大刃さんのお話を聞かせていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします!2022/04/18 22:44 -
現実の事件が脳裏をチラついて正視するのが辛く感じるくらい、キャラクターたちの感情がビンビン伝わってくる表現力が圧巻ですね。
細かい演出でキャラクターの内面を表現するのが大変お達者で、たとえば喫茶店でのライカの行動やテーブルの散らかり具合などから彼女の性格がにじみ出ていたと思います。
ラストのスピード感ある展開も爽快感があって素晴らしいです。ライカがギターを振りかぶるシーンはパワーと勢いが感じられて、ぶん殴ったという直接的なシーンがなくとも、何が起きたか想像に難くない最高の見せ場だったと思います。いやー、惚れ惚れするような、いい振りかぶりっぷりなんですよねぇ…。
ひとつ気になったのはそのシーンのライカが「ちっぽけじゃねーかオレなんて」と語るのですが、読者としてはやや唐突に感じました。おそらく”自分から動けばいくらでも環境を変えられる自分”と”自分の力ではどうしようもない環境で抗うスズホ”を対比して、自分の抱えている不満や悩みなんて「ちっぽけ」だと断じているのだと思いますが、そこは少し伝わりづらかったかな…と感じました。
とはいえ、全体的にはタイトルを具現化したような魂のこもった筆致にビリビリさせられっぱなしの作品でした。
今回は読み切りでしたが、連載を目指すときにどのような作品をお描きになられるのか大変興味深く、担当希望を出させていただきます。
このたびは力作をご投稿いただき、ありがとうございました。2022/04/16 14:22
編集者メッセージ(いいね)
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この2人が幸せに笑ってくれて本当によかった...!!
最後、そう思わせてくれた作品でした。
まず本当に読みやすかったです。背景の描き方やキャラクターたちの表情の見せ方など、またコマ割りのうまさも際立っていました。
それでいてキメるときはきちんと振り切って描かれていたのも素晴らしいです。見開き部分の迫力!鳥肌が立ちました。
ストーリーも中盤まで読者を引き込みつつイヤーな気持ちにさせつつ、という感じで進み、終盤からの展開で嫌な気持ちを吹き飛ばしつつエンドへ!という流れで引っ掛からなく楽しく読めました。
アドバイスを、ということなので個人的な意見で申し訳ありませんがお伝えします。
今回の終盤の展開、どれもすこし衝動的に見えすぎるのかもしれません。そのために覚悟や勇気というカッコいいと思えるものが感じにくく、スカッとはするけど完全に気持ち良くはなれない、という印象でした。
また最後の方の展開も「互いに助け合う」というよりは「助けてもらう」ものであり、読者の期待の一歩手前で終わった感覚があります。読者が一番期待する終わり方はどこだろう?というのをより意識されるといいかもしれません。
長々と申し訳ありません!
大刃さんの作品にはすでに魅力がたくさん詰まっていると思います。ぜひ今後の作品作りについてお手伝いさせていただきたいです!
担当希望を出させていただきます。どうぞよろしくお願いします!2022/04/16 13:41 -
現実の事件が脳裏をチラついて正視するのが辛く感じるくらい、キャラクターたちの感情がビンビン伝わってくる表現力が圧巻ですね。
細かい演出でキャラクターの内面を表現するのが大変お達者で、たとえば喫茶店でのライカの行動やテーブルの散らかり具合などから彼女の性格がにじみ出ていたと思います。
ラストのスピード感ある展開も爽快感があって素晴らしいです。ライカがギターを振りかぶるシーンはパワーと勢いが感じられて、ぶん殴ったという直接的なシーンがなくとも、何が起きたか想像に難くない最高の見せ場だったと思います。いやー、惚れ惚れするような、いい振りかぶりっぷりなんですよねぇ…。
ひとつ気になったのはそのシーンのライカが「ちっぽけじゃねーかオレなんて」と語るのですが、読者としてはやや唐突に感じました。おそらく”自分から動けばいくらでも環境を変えられる自分”と”自分の力ではどうしようもない環境で抗うスズホ”を対比して、自分の抱えている不満や悩みなんて「ちっぽけ」だと断じているのだと思いますが、そこは少し伝わりづらかったかな…と感じました。
とはいえ、全体的にはタイトルを具現化したような魂のこもった筆致にビリビリさせられっぱなしの作品でした。
今回は読み切りでしたが、連載を目指すときにどのような作品をお描きになられるのか大変興味深く、担当希望を出させていただきます。
このたびは力作をご投稿いただき、ありがとうございました。2022/04/16 14:22 -
とても面白かったです!ライコちゃんのキャラ、サイコーですね…。特にギターを持って殴りかかるときの1枚絵がめちゃくちゃ好きでした。見た目の可愛さもさることながら、喫茶店でボコボコ音をたて、目の前で放屁するシーンは見事なキャラ立てですね。
大刃さんは漫画を絵で見せる意識がとても高くて、画力の高さも相まって大きな武器になっていると感じました。桂正和先生を彷彿とさせる繊細なタッチが素晴らしいです。
ストーリーも重い題材を扱いながら、読者をカタルシスへと導くラストがとても良かったです。二人の幸せそうな絵を見られて本当に安心しました笑
すでに素晴らしい作品ですが、あえて言えばスズホが助けられるだけの話になっているのと、ページがかなり長いのが気になりました。
見開きなどを駆使して演出をたくさん入れているのがとても良いのですが、読者としてはどこが構成上重要なポイントなのかをやや掴みづらくなっていると思うので、なくてもいいページはもっと削ってもいいと思いますし、読者の感情を動かす「上げ」と「下げ」のポイントをもっと明確にすると読みやすくなると思いました。
とはいえこの「読者の目を惹きつける力」は大きな武器ですので、それを活かせるように打ち合わせをすれば、さらに良い作品が描けると思います。
他誌に投稿されていた『REVOL武LOVER』も好きな作品だったので、一度大刃さんのお話を聞かせていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします!2022/04/18 22:44 -
画力や演出力もさることながら、何よりラストがシビれますね。ハードな展開で読者に衝撃を与えつつも、キャラクターが動ききって幸せを掴み取るという…。なんかすごい酷いのに優しくて、ファンになりました。
ぜひ一緒にお仕事がしてみたいです。
担当希望致しますので、何卒よろしくお願いいたします。2022/04/21 21:13 -
短編でありながら壮絶な物語です。スズホの苦しみ、怒り、相手をぶちのめしたい気持ちが痛いほど伝わります。最後に救いがあって涙が出ました。ここまで短編で感動したことのは何年振りでしょう。
スズホとライコは対照的でありながら分かち合える存在。その描写もとても繊細で説得力があります。何がなんでも自分にとっての正しさを貫き生きていきたい、その信念は心に響きます。
画力に申し分もなく、プロレベルですね。そこまでキャラ作りと話の構成ができていれば、長編漫画に挑戦できると思います。是非一緒に漫画政策の話をしてみたいと思います。弊社はフランスの出版社なので、日本で作り、先にフランスに出すという仕組みになっています。そこから世界に広めていきます。
大刃堂寿さんにお会いし、今までの漫画家としての人生とこれからの描きたいストーリーについて色々伺いたいです。どうぞよろしくお願いします!
2022/04/22 10:55