ご投稿ありがとうございます！ヤングマガジン編集部のトロニーと申します。

異世界とラジオの組み合わせ、いいな〜と思いながら拝読いたしました。
離れた場所の他人と他人をなんとなく結びつける、そんなラジオの一側面がよく表せているなと思いました。
ラジオネームのトンチキさや、パーソナリティーとリスナーの距離の近さや共犯関係なども笑えました！
また、自分もラジオが好きなので、p29の感覚にはグッときました。ここ、いいシーンですね…。

ですが、作品の縦軸(主人公の目的など)が何なのかがパッと読んだ時に伝わりづらい点など、気になるポイントもいくつかありました。「ラジオと異世界の物語だからおもしろい」ということはなかなかなく、あくまでこの主人公の物語がおもしろいかどうかがより大事になってきます。まずは、その物語がこの先どう展開していくのだろうとワクワクさせられるといいなと思います。

また、かなり些細なところではあるんですが、ラジオというよりはツイキャスや配信っぽく感じるのが少し気になりました。
一般的な感覚で思う「ラジオってこうだよね」的な固定観念を、むしろ利用して間口を広げることができるといいなと思います。

ただ、作品自体にはラジオへの愛やアイデアが詰まっていてとてもいいなと思いました！
ぜひ一度、作品の方向性や好きなラジオについてお話を伺えたらと思います。
担当希望いたしますので、ご検討いただけますと幸いです！