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ヨツアシ参り

二三

★24 13,900

最新話公開 2023年02月06日 第1話公開 2020年07月05日

母親の帰省について行った田舎で不思議な出来事に巻き込まれる少年の話。

もくじ

  • 第1話

    公開日:2020年07月05日

    ★3
  • 第2話

    公開日:2021年06月22日

    ★1
  • 第3話

    公開日:2023年01月29日

    ★1
  • 第4話

    公開日:2023年01月29日

    ★2
  • 第5話

    公開日:2023年02月04日

    ★1
  • 第6話

    公開日:2023年02月05日

    ★2
  • 第7話

    公開日:2023年02月06日

    ★3

編集者メッセージ(新着)

  • ご投稿ありがとうございます!
    田舎のぬるい空気と民俗的恐怖、そして怪奇味溢れる物語、最高です。
    実家にいたときに、砂を神輿に積んで運ぶ儀式があったのを思い出しました。

    まず物語の設定について、山のモノノケたちや狐憑きのようになってしまったおじいちゃん、そういった彼岸のものたちが、その村にとって「あたりまえの存在」として描けている点が素晴らしいです。こういった田舎の村での閉鎖的な常識、伝統的な民俗、そういったもののもつ妖しい魅力を摑んで描き切っていると思います。

    そして作画について、主人公はかわいく、モノノケたちはおどろおどろしく描きつつも、全体を通して美しくも恐ろしい雰囲気を醸し出していて魅力的でした。

    物語の本筋以外の部分、親戚同士のやり取りなども素晴らしく、彼らの生きる世界に
    リアリティと愛着を与えてくれ、その分異形のものたちが恐ろしく見えました。

    4話以降の、第4の壁を越えてくるような演出も非常に楽しく読ませていただきました。ぜひとも二三さんの作るもの、これから作りたいもののお話を一度うかがいたいです!担当希望いたします。ご検討よろしくお願いいたします。

    2023/02/08 22:27
  • ご投稿ありがとうございます。
    フランスの漫画専門出版社Ki-oonで編集者をしています。

    全7章を読んだところですが、多少の欠点はあるものの、非常に個性的な作品だと思います!

    第1部(1-3話)の感想から行きたいと思います。

    ページを重ねるごとに不穏さを増していくこのありそうな独特の世界観がとても好きでした!日本の夏の息苦しい空気感や山奥の音や影がすごく伝わります。
    モノノ怪の姿が魅力的で、お祭りの舞のシーンは特に素晴らしかったです。
    ユーリのパニックがとてもよく伝わってきて、読者も鳥肌が立つほどです。

    本作のコマ割りはマンガというより、ヨーロッパのバンド・デシネに近いと感じました。
    (横長のコマが多くて、目線も横です)
    縦長や斜めのコマを少し加えたら、さらにダイナミックな感じが出ると思うんです。

    といえ、3年前の漫画だということで構成が少しわかりにくいところがありますが、個性と魅力が光っていると感じました。
    本作を読んだとき、手塚先生の「あやこ」(怖い山の村と地下にとじ込まれた人)やジブリスタジオの「千と千尋の神隠し」や以前のコメントに書いてあったように「ミッドソマール」と様々ホラー映画を思い出しました。

    第2部(4-7話)の件ですが、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」みたいな映画のように、現実にありそうな新聞記事の仕組みを使って、そして舞台にするところが面白いと思いました。少し分かりにくいところがありましたは、意外な続き方でした。
    (ちなみに、今敏監督の「OPUS」という漫画をおすすめします。漫画家のキャクターがいて、漫画内の世界と漫画家の生きる世界がつがっている今監督らしいストーリーです。)


    日本の不気味な妖怪や伝統の表現や世界感にポテンシャルを感じていて、
    もしよかったら、これから作りたい話について是非伺わせえて頂きたいと思います。
    担当希望をしましたので、ご検討の程よろしくお願いします!

    2023/02/06 18:05
  • 架空の儀式なのにこのディティール。
    気が触れてしまったひいじいちゃんがナチュラルに出て来るのにも驚くのですが、
    「服キツ過ぎてゲロが出そうやわぁ」というセリフや、イカの活け造りなどにリアリティを感じさせます。ほのぼのしている所が、和製ミッドサマーみたいな恐ろしさがある。
    パーツが少なくなってる祭具など、これを装着した主人公はどうなってまうんやというハラハラ感もあります。
    魅力的な舞台や設定を描く力はお持ちなので、後は読者にとって作品がひと事にならないよう、人物描写を強化していくと良いのかなと感じました。
    「佐橋くんの受難」第3話で、佐橋くんがおおいぬとなって大空に駆けるシーンは非常にカッコ良く、見た事が無い景色を表現しようとしている点が良かったです。
    「ピースちゃんと死にたいおじさん」はとにかくエッチだなと思いました。

    二三さんの奇想を、より多くの読者に届けるお手伝いをさせていただければと思い、担当希望ボタンを押させていただきました。
    よろしければ、ぜひ一度お話だけでもさせてくださいませ。
    よろしくお願いいたします。

    2020/07/06 06:03

編集者メッセージ(いいね)

  • 架空の儀式なのにこのディティール。
    気が触れてしまったひいじいちゃんがナチュラルに出て来るのにも驚くのですが、
    「服キツ過ぎてゲロが出そうやわぁ」というセリフや、イカの活け造りなどにリアリティを感じさせます。ほのぼのしている所が、和製ミッドサマーみたいな恐ろしさがある。
    パーツが少なくなってる祭具など、これを装着した主人公はどうなってまうんやというハラハラ感もあります。
    魅力的な舞台や設定を描く力はお持ちなので、後は読者にとって作品がひと事にならないよう、人物描写を強化していくと良いのかなと感じました。
    「佐橋くんの受難」第3話で、佐橋くんがおおいぬとなって大空に駆けるシーンは非常にカッコ良く、見た事が無い景色を表現しようとしている点が良かったです。
    「ピースちゃんと死にたいおじさん」はとにかくエッチだなと思いました。

    二三さんの奇想を、より多くの読者に届けるお手伝いをさせていただければと思い、担当希望ボタンを押させていただきました。
    よろしければ、ぜひ一度お話だけでもさせてくださいませ。
    よろしくお願いいたします。

    2020/07/06 06:03
  • ご投稿ありがとうございます。
    フランスの漫画専門出版社Ki-oonで編集者をしています。

    全7章を読んだところですが、多少の欠点はあるものの、非常に個性的な作品だと思います!

    第1部(1-3話)の感想から行きたいと思います。

    ページを重ねるごとに不穏さを増していくこのありそうな独特の世界観がとても好きでした!日本の夏の息苦しい空気感や山奥の音や影がすごく伝わります。
    モノノ怪の姿が魅力的で、お祭りの舞のシーンは特に素晴らしかったです。
    ユーリのパニックがとてもよく伝わってきて、読者も鳥肌が立つほどです。

    本作のコマ割りはマンガというより、ヨーロッパのバンド・デシネに近いと感じました。
    (横長のコマが多くて、目線も横です)
    縦長や斜めのコマを少し加えたら、さらにダイナミックな感じが出ると思うんです。

    といえ、3年前の漫画だということで構成が少しわかりにくいところがありますが、個性と魅力が光っていると感じました。
    本作を読んだとき、手塚先生の「あやこ」(怖い山の村と地下にとじ込まれた人)やジブリスタジオの「千と千尋の神隠し」や以前のコメントに書いてあったように「ミッドソマール」と様々ホラー映画を思い出しました。

    第2部(4-7話)の件ですが、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」みたいな映画のように、現実にありそうな新聞記事の仕組みを使って、そして舞台にするところが面白いと思いました。少し分かりにくいところがありましたは、意外な続き方でした。
    (ちなみに、今敏監督の「OPUS」という漫画をおすすめします。漫画家のキャクターがいて、漫画内の世界と漫画家の生きる世界がつがっている今監督らしいストーリーです。)


    日本の不気味な妖怪や伝統の表現や世界感にポテンシャルを感じていて、
    もしよかったら、これから作りたい話について是非伺わせえて頂きたいと思います。
    担当希望をしましたので、ご検討の程よろしくお願いします!

    2023/02/06 18:05
  • ご投稿ありがとうございます!
    田舎のぬるい空気と民俗的恐怖、そして怪奇味溢れる物語、最高です。
    実家にいたときに、砂を神輿に積んで運ぶ儀式があったのを思い出しました。

    まず物語の設定について、山のモノノケたちや狐憑きのようになってしまったおじいちゃん、そういった彼岸のものたちが、その村にとって「あたりまえの存在」として描けている点が素晴らしいです。こういった田舎の村での閉鎖的な常識、伝統的な民俗、そういったもののもつ妖しい魅力を摑んで描き切っていると思います。

    そして作画について、主人公はかわいく、モノノケたちはおどろおどろしく描きつつも、全体を通して美しくも恐ろしい雰囲気を醸し出していて魅力的でした。

    物語の本筋以外の部分、親戚同士のやり取りなども素晴らしく、彼らの生きる世界に
    リアリティと愛着を与えてくれ、その分異形のものたちが恐ろしく見えました。

    4話以降の、第4の壁を越えてくるような演出も非常に楽しく読ませていただきました。ぜひとも二三さんの作るもの、これから作りたいもののお話を一度うかがいたいです!担当希望いたします。ご検討よろしくお願いいたします。

    2023/02/08 22:27

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