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  • このたびはご投稿ありがとうございます!タイトルとサムネイルのウタマロちゃんの顔が気になって読み始めました。

    この作品、大好きです。
    今後コユリさんが描く作品に伴走させてもらいたく、担当希望します。

    根本的に人生は、自分の問題は自分で解決するしかないけど、他人の存在が自分を救ったりしてくれることだってある。そういう人生の一瞬を、とても美しく切り取った作品だと思いました。

    作品は、読者とのコミュニケーションの手段だと私は思っています。
    この作品からは「こんな瞬間があったっていいよね、あったら素敵だよね」そんなコユリさんの気持ちが強く伝わってきました。この先コユリさんがたくさんの読者とコミュニケーションをしていくお手伝いがしたいと思っています。

    ●良いと思ったところ
    ・白木も書いていますが、セリフがとんでもなく強いです。
    「紙切れが足りないだけで夢を諦めろと?」「ただの喋るタンパク質」「エビのしっぽ人の分まで食べてても」…すごい。すごいです。忘れられないです。言葉はコユリさんの大きな武器になると思います。

    ・人間の観察力と描き方がとても上手です。記者のゲスさもそうですが、マネージャーがすごかったです。ある種の無責任さが上手に描かれています。「辛くなったらすぐ教えるんだよ」と2回言ってるところに「本当に考えたことではなくて適当に言っている」感があって、ああ、こういう人いるよなあと自戒を込めて思いました。観察力のある作家さんだなと感じました。

    ・絵はまだまだ不安定ですが、いい表情がいくつもあって、この先が楽しみです。

    ・主人公が「魅力的なピンチ」の状態に置かれていること。魅力的なピンチがちゃんと作れると、そこから解放された時のカタルシスも大きくなります。本作で言うと主人公は、親のこと、妹のこと、お金のこと、ベストパートナーとは言えないマネージャー、胡散臭い記者、抱えておかなければいけない自分の秘密…とものすごくストレスがかかっています。ピンチが多種多様で魅力的です。


    これが初めて描いた作品とのこと。本当にこの先が楽しみな作家さんだと思います。ぜひ担当させてもらったら嬉しいです。ご検討どうぞよろしくお願いいたします。

    2019/06/06 19:55
  • ご投稿ありがとうございます。
    キャラの状況や心情を説明していなさすぎると読者は読んでいて、この話なんのこっちゃ…となりますが、説明しすぎていてもそれはそれで無粋になってしまいます。
    『無声アイドルウタマロちゃん』は、自分にはそのバランスが絶妙に感じられました。そこにはワードセンスが冴えまくっているという理由も多分にあるとも思います。

    どんな読者からも嫌われたくないと思うあまり八方美人になることなく、コユリさんのこの感性をファーストプライオリティにした次回作をぜひ読んでみたいです!

    2019/06/08 00:00
  • ウタマロちゃんが一人のファンと出会い、人生の転機を迎えた瞬間のドラマをしっかり描き切った素晴らしい読み切りだと思います。

    絵はまだ荒々しい部分も散見されますが、それを補って余りあるセリフの力に圧倒されました。ラストシーンのファンとのやりとりもよかったですが、個人的には追っかけ記者のセリフがけっこう心に刺さります。「持たざる者は対価を支払う必要がある」っていうのが特に好きです。

    それにしても、十数万円する怪しい壷が着払いで毎月届くって本当に地獄すぎますね…。親が買って送りつけてくるならまだしも…。いや、親が買っていても置き場所に困って地獄なのに…。このシーンでウタマロちゃんがスレた性格になったのも納得がいきましたし、「がんばれ…!」という気持ちになれました。

    ご投稿、ありがとうございました。

    2019/06/04 16:59
  • セリフ力がハンパないですね!
    「君も俺も ただの喋るタンパク質じゃねーか」
    「ウタマロちゃんが男でも女でもどっちでもなくても裏でクスリやっててもエビのしっぽ人の分まで食べてても」「私を救ってくれたのはあなたなの」
    あたりは非常にグッときました。
    なんちゅうインパクトのある言葉なんだと笑
    特に後者のセリフは、これだけでご飯3杯いけるわってくらい刺さりました。

    そしてめくり使いもすごく上手い。
    「あんまり吸っちゃダメだよォ」と言われた直後にタバコを吸っているシーン、壺をガチャーンと割るシーンなんかはかなり計算して描かれてますよね。
    読者を飽きさせない工夫、ドキッとさせる演出が巧みです。

    あと細かいですが、壺が届いた時の「ドゥムーン」という擬音に笑いました。
    今まで見たことない音なのに、いらないものが届いたというニュアンスがすごく伝わってくる笑

    主人公の悩みが薄めに描かれているので初見ですべてを把握するのはやや難解な作品なんですが、きちんと救いもある非常に素晴らしい読み切りだと思います。
    読者にとってのわかりづらさを少なくしていく作業ができれば、コユリさんはさらに上に行けると感じました。

    僭越ながらそのお手伝いをさせていただけると嬉しいです。
    よろしくお願いいたします。

    2019/06/04 22:24
  • とにかくウタマロちゃんの目が好き・・・・!
    最初の虚ろな目でキュンとして、
    ウタマロちゃんが最後に「フッ」と笑ったところ、嬉しかったです。


    あとウタマロちゃんはどんな声なのかな?
    と考えてみましたが、
    それは読んだ側が勝手に妄想すればいいこと。

    音声のない漫画だからこそ、
    考える余地を与える企画であり
    コユリさんの罠にハマっていたんだと気がつきました。


    闇を抱えてるウタマロちゃんの目はとても印象的でしたが
    具体的な「傷」はよくわからないまま。
    だからこそ、
    ファンに応援してもらったウタマロちゃんの
    心の晴れやかさはわかりにくくもありました。

    ですので今後は
    感情にメリハリをつけてみてはいかがでしょうか?

    ちなみに「わかりやすくしてほしい」というわけではありません。
    最後のウタマロちゃんの微笑みがとても素敵だったからこそ、
    その微笑みを生かすアドバイスと受け取っていただければ・・・・!


    よろしくお願いいたします。

    2019/06/06 01:07
  • 無声アイドルウタマロちゃん、拝見させていただきました。
    すごく面白かったです。

    他の方にも再三言われていると思いますが、とにかく台詞回しが秀逸で、コユリさんは今回の設定以外でも面白い漫画を描ける実力があるのをひしひしと感じました!

    また、ウタマロちゃんについてもキャラクターが立っていて、コユリさんが商業で漫画を描くにあたって必要なことを理解されているのが伝わりました!

    改善点を上げさせていただくのであれば、「ウタマロちゃんの悩みが読者に伝わりづらそう」というところです(これも、他の方に言われてしまっていると思いますが…)
    情報の出し方が
    親から着払いでツボが届く→昔親が宗教にハマった
    だと、何故親がウマタロちゃんにツボを送るのか理解するのにワンクッション必要になってしまいます。

    読者に主人公の感情を深く理解させることで、コユリさんの漫画は更に面白くなると思います!

    ぜひ、コユリさんと担当として一緒に漫画を作っていければと思います。
    よろしくお願いいたします。

    2019/06/07 15:18

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