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高良山鍼灸院に集う人々

胡原おみ

★9 10,225

最新話公開 2018年04月11日 第1話公開 2018年04月11日

山奥にある鍼灸院を訪れる、悩みを抱えた人々。/2014年にコミティアで発表した作品です。この作品をプロトタイプにした作品を商業誌で連載していました。/女性誌に挑戦したいです。だいぶ前の作品なので、自分でも思うことはいろいろあるのですが、こんな人たちを描きたいという気持ちは変わっていません。今後の課題を知りたいので、アドバイスよろしくお願いいたします。


*追記
メッセージをたくさんいただけてうれしいです。ありがとうございます。
人物の描写も知識も、もっと踏み込む必要がありました。
残りのエピソードをアップしました。1~4話までを一冊にまとめ、5話は数か月後に続編として描きました。

担当も希望していただきありがとうございます。後半をアップしたばかりなので、もう少しお待ちください。
現在は連載も持っているので、年内にどこかで読み切りを掲載していただくことを目標にしています。

もくじ

  • 第1話

    公開日:2018年04月11日

    ★4
  • 第2話

    公開日:2018年04月11日

    ★3
  • 第3話

    公開日:2018年04月11日

    ★1
  • 第4話

    公開日:2018年04月11日

    ★1
  • 第5話

    公開日:2018年04月11日

    ★2

編集者メッセージ(新着)

  • 鍼灸院なのに、ラテまで淹れてくれるなんて!と、鍼灸院×カフェという発想から引き込まれました。胡原さんが描かれる独特の優しい雰囲気と空間の切り取り方は、才能ですね。
    その武器を活かすことで、さらに伸びていけそうな伸びしろを感じました。

    さて、UPされている作品拝見しまして、どのキャラクターもモブに至っても愛を注いで描いていて、いいなぁ~と思うカットが沢山ありました。UPの表情は全体的に魅せられるものが多く、漫画として大事な部分を押さえていますね!

    そしてお話ですが、高良山先生を中心に人々が繋がる仕組みになって、人間ドラマを描こうとしている姿勢に好感を持ちました。ただ、軸の高良山先生のキャラクターが定着しないうちに、どんどん新キャラが出てきて、皆同等のパワーバランスで扱われているため、誰の気持ちを寄り添って読んだらよいのかしら、と思う面もあり、もったいないなぁと。
    もっとそれぞれのキャラクターの悩みを掘り下げて描くことで、読者はこの作品に共感や感動を得られるのかなと思いました。

    たとえば、2話目の漫画家とテツくんですが、ページの問題もあるかとは思いますが、二人の関係性をもっとしっかり見せることができれば、最後にテツに送られた「ありがとう」の言葉の重みもさらに上がったのかなと。

    全体を見た印象ですが、胡原さんの伝えたい思いが読者に伝わらない部分もあるように感じました。キャラの見せ方やどこに物語の重きを置くのかなどが調整できれば、もっと胡原さんの伝えたい世界を分かり易く読者に見せて、エンタメにすることができるのかなと思います。

    長くなってしまいましたが、もし宜しければ、胡原さんの物語をつむぐお手伝いが出来れば嬉しいです。今後の作品も楽しみにしていますね。

    2018/04/13 14:43
  • 「読むと人にやさしくなれる漫画」。そんなキャッチコピーをつけたくなる、優しさにあふれた作品でした。それは人物の表情だけでなく、鍼灸院の外観内観、小物、犬やカフェラテ?に至るまで、すべてのものへの作者の気遣いが、そういう印象を与えているんだと思います。細部へのこだわりは、積もり積もって他者との差になり、作者の武器になっていくと思いますので、このクオリティは大切にしてもらいたいと感じました。前置きが長くなりましたが、ひとことで言えば、魅力的な作品、でした!
    欲を言えば、鍼灸院にやってくる人の「切実さ」がサラッと描かれているように見えます。ドラマの出発点として、切実さをもう少し強く描いてもいいのかなと。お好みでないかもしれませんが、もう少し長めのページで、メリハリのある作品も読んでみたいので…。あと、私事で恐縮ですが、私も整体に定期的に通っていまして。整体に期待しているのは、体が良くなることはもちろんなのですが、整体師さんとの会話で日常を忘れたり、抱えている問題の解決の糸口を教えてもらうことなんですね。それを求める相手は誰でもいいわけでなく、「この整体師さんがいい!」というのがあるわけで、そこには整体師さんのキャラクターの魅力があるわけです。このお話の主人公である鍼灸師さんにも、このお話ならではのキャラづけがもう少しほしいところですね。これから徐々に出てくるのかもしれませんが、そのあたりも今後の期待としたいと思います。いずれにせよ、これからが楽しみです!

    2018/04/11 11:35
  • 扉でコーヒーミルをしっかりつかって、豆を挽いて珈琲をていねいに淹れてる主人公のことを好きになりました。「ていねいに暮らす」って、なかなかできないことだからこそ、漫画の中で見せてもらうと、ほっとしますね。田舎の空気感も心地よくて、読んでいて、この場所にいって、美味しい珈琲を飲みたいなという気持ちになりました◎

    物語の構造上、仕方ないことかもしれませんが、鍼灸師の高良山さんはホストで、お客様側がゲストになってしまうので、高良山さんのことをあまりよく分からないまま、物語が進んでいってしまうことが少し残念でしたね。もっと高良山さんのことを知りたいなと思いました。どんなときに、感情が高ぶるのか? 怒りを表出するのか? 高良山さんの感情の揺れ動く瞬間も見てみたいものだなと思いました。

    追伸です。
    5話まで拝読いたしました。最後の5話目は冬のお話なのに、読み終わったらすごく心が温かくなるようでした。とても素敵な物語をありがとうございます。弊誌から中村が担当希望に立候補させていただきますので、私は担当希望を一度解除させていただきますね。ビーラブで胡原さんの作品を拝見できたらいいなあと願っております。

    2018/04/11 11:34
  • 温かく好感が持てる作風です。キャラの描きわけもしっかりしているし、読みやすい画面構成はさすがデビュー済みの方だなと感じました。個人的に1話目に登場する女の子の絵柄が好きで、もっとこの子を眺めていたい気持ちになりました。カフェラテを飲むシーンの表情とか、すごく素敵です。

    セリフまわしに無駄がなく、かつ自然なのも胡原さんの凄いところだと思いました。それぞれのキャラとセリフが馴染んでいるというか、しっかりキャラの裏の裏まで作り込んであるのが伝わってきました。かなりの手練れという印象を受けたので、次は「ヤマ場」がある長い物語も是非読んでみたいです。これだけ実力があれば、思う存分ご自身の好きな世界を描いて大丈夫(読者に伝わるという意味で)なはずですよ。

    2018/04/11 06:00
  • なんか漫画を読んでるというより、
    そう、映画を観ているような、
    心地よい気持ち、感覚になりました。

    一言で言って、
    とても素敵で大好きです!!

    主人公の鍼灸師さんの
    懐の深さ、優しさ、
    プロフェッショナル感が、
    押しつけでなく、
    実に自然に描かれていて、
    この山奥の喫茶室に吸い寄せられて
    しまう…と言えば大げさでしょうか。

    また犬の大根や、小野寺さんや、
    野菜を届けてくれる方や、玉こん等々、
    各所に散りばめられた伏線に、
    無数のドラマを感じてしまいました。

    当然ながら、
    メインの患者さんの話も
    決して饒舌になることなく、
    人物の背負っている痛みや苦悩を
    実に巧みに見せてくれていました。
    切なくてドラマチックです!

    また同時に、
    主人公に感じる独特の陰が気になり、
    彼の生い立ちや、夢や希望、挫折など、
    その触わり・奥行きの一端だけでも
    見せて欲しかったなとも思いました。

    この作品を原型とした
    連載をやられていたのが、
    充分、頷ける実力とセンスを感じます。
    ぜひ、そちらの方も拝読させて
    いただきたいと思いました。

    女性誌志望との事ですが、
    昨今、男女漫画の垣根は
    あってないに等しいと言っても
    過言ではないと僕は思います。

    失礼を承知で、
    あえて担当希望を押させて
    いただきますが、
    もしご自身のご希望にそわなければ、
    無視してくださいませ。
    ぜひ一度、男性誌・青年漫画も
    ご検討いただけたら幸いです。

    よろしくです。押忍♪





    2018/04/11 05:38
  • 気持ちいい風が心に吹きぬけるような
    心地いい作品ですね。

    からだとこころはリンクしているので、
    鍼灸師が患者のこころをも癒してゆくという物語枠には大賛成です。
    いい切り口ですね。

    ページの関係か鍼灸よりも心療のほうに力点が置かれているので、
    せっかくなのでもっと鍼灸の豆知識を入れつつ進むと「おもしろくてためになる(講談社の社是です)」漫画、読んで得する漫画になるなぁと思いました。

    女性誌志望なんですね、女性誌編集うらやま。

    2018/04/11 04:05

編集者メッセージ(いいね)

  • 気持ちいい風が心に吹きぬけるような
    心地いい作品ですね。

    からだとこころはリンクしているので、
    鍼灸師が患者のこころをも癒してゆくという物語枠には大賛成です。
    いい切り口ですね。

    ページの関係か鍼灸よりも心療のほうに力点が置かれているので、
    せっかくなのでもっと鍼灸の豆知識を入れつつ進むと「おもしろくてためになる(講談社の社是です)」漫画、読んで得する漫画になるなぁと思いました。

    女性誌志望なんですね、女性誌編集うらやま。

    2018/04/11 04:05
  • 「読むと人にやさしくなれる漫画」。そんなキャッチコピーをつけたくなる、優しさにあふれた作品でした。それは人物の表情だけでなく、鍼灸院の外観内観、小物、犬やカフェラテ?に至るまで、すべてのものへの作者の気遣いが、そういう印象を与えているんだと思います。細部へのこだわりは、積もり積もって他者との差になり、作者の武器になっていくと思いますので、このクオリティは大切にしてもらいたいと感じました。前置きが長くなりましたが、ひとことで言えば、魅力的な作品、でした!
    欲を言えば、鍼灸院にやってくる人の「切実さ」がサラッと描かれているように見えます。ドラマの出発点として、切実さをもう少し強く描いてもいいのかなと。お好みでないかもしれませんが、もう少し長めのページで、メリハリのある作品も読んでみたいので…。あと、私事で恐縮ですが、私も整体に定期的に通っていまして。整体に期待しているのは、体が良くなることはもちろんなのですが、整体師さんとの会話で日常を忘れたり、抱えている問題の解決の糸口を教えてもらうことなんですね。それを求める相手は誰でもいいわけでなく、「この整体師さんがいい!」というのがあるわけで、そこには整体師さんのキャラクターの魅力があるわけです。このお話の主人公である鍼灸師さんにも、このお話ならではのキャラづけがもう少しほしいところですね。これから徐々に出てくるのかもしれませんが、そのあたりも今後の期待としたいと思います。いずれにせよ、これからが楽しみです!

    2018/04/11 11:35
  • 鍼灸院なのに、ラテまで淹れてくれるなんて!と、鍼灸院×カフェという発想から引き込まれました。胡原さんが描かれる独特の優しい雰囲気と空間の切り取り方は、才能ですね。
    その武器を活かすことで、さらに伸びていけそうな伸びしろを感じました。

    さて、UPされている作品拝見しまして、どのキャラクターもモブに至っても愛を注いで描いていて、いいなぁ~と思うカットが沢山ありました。UPの表情は全体的に魅せられるものが多く、漫画として大事な部分を押さえていますね!

    そしてお話ですが、高良山先生を中心に人々が繋がる仕組みになって、人間ドラマを描こうとしている姿勢に好感を持ちました。ただ、軸の高良山先生のキャラクターが定着しないうちに、どんどん新キャラが出てきて、皆同等のパワーバランスで扱われているため、誰の気持ちを寄り添って読んだらよいのかしら、と思う面もあり、もったいないなぁと。
    もっとそれぞれのキャラクターの悩みを掘り下げて描くことで、読者はこの作品に共感や感動を得られるのかなと思いました。

    たとえば、2話目の漫画家とテツくんですが、ページの問題もあるかとは思いますが、二人の関係性をもっとしっかり見せることができれば、最後にテツに送られた「ありがとう」の言葉の重みもさらに上がったのかなと。

    全体を見た印象ですが、胡原さんの伝えたい思いが読者に伝わらない部分もあるように感じました。キャラの見せ方やどこに物語の重きを置くのかなどが調整できれば、もっと胡原さんの伝えたい世界を分かり易く読者に見せて、エンタメにすることができるのかなと思います。

    長くなってしまいましたが、もし宜しければ、胡原さんの物語をつむぐお手伝いが出来れば嬉しいです。今後の作品も楽しみにしていますね。

    2018/04/13 14:43
  • なんか漫画を読んでるというより、
    そう、映画を観ているような、
    心地よい気持ち、感覚になりました。

    一言で言って、
    とても素敵で大好きです!!

    主人公の鍼灸師さんの
    懐の深さ、優しさ、
    プロフェッショナル感が、
    押しつけでなく、
    実に自然に描かれていて、
    この山奥の喫茶室に吸い寄せられて
    しまう…と言えば大げさでしょうか。

    また犬の大根や、小野寺さんや、
    野菜を届けてくれる方や、玉こん等々、
    各所に散りばめられた伏線に、
    無数のドラマを感じてしまいました。

    当然ながら、
    メインの患者さんの話も
    決して饒舌になることなく、
    人物の背負っている痛みや苦悩を
    実に巧みに見せてくれていました。
    切なくてドラマチックです!

    また同時に、
    主人公に感じる独特の陰が気になり、
    彼の生い立ちや、夢や希望、挫折など、
    その触わり・奥行きの一端だけでも
    見せて欲しかったなとも思いました。

    この作品を原型とした
    連載をやられていたのが、
    充分、頷ける実力とセンスを感じます。
    ぜひ、そちらの方も拝読させて
    いただきたいと思いました。

    女性誌志望との事ですが、
    昨今、男女漫画の垣根は
    あってないに等しいと言っても
    過言ではないと僕は思います。

    失礼を承知で、
    あえて担当希望を押させて
    いただきますが、
    もしご自身のご希望にそわなければ、
    無視してくださいませ。
    ぜひ一度、男性誌・青年漫画も
    ご検討いただけたら幸いです。

    よろしくです。押忍♪





    2018/04/11 05:38
  • 温かく好感が持てる作風です。キャラの描きわけもしっかりしているし、読みやすい画面構成はさすがデビュー済みの方だなと感じました。個人的に1話目に登場する女の子の絵柄が好きで、もっとこの子を眺めていたい気持ちになりました。カフェラテを飲むシーンの表情とか、すごく素敵です。

    セリフまわしに無駄がなく、かつ自然なのも胡原さんの凄いところだと思いました。それぞれのキャラとセリフが馴染んでいるというか、しっかりキャラの裏の裏まで作り込んであるのが伝わってきました。かなりの手練れという印象を受けたので、次は「ヤマ場」がある長い物語も是非読んでみたいです。これだけ実力があれば、思う存分ご自身の好きな世界を描いて大丈夫(読者に伝わるという意味で)なはずですよ。

    2018/04/11 06:00
  • 扉でコーヒーミルをしっかりつかって、豆を挽いて珈琲をていねいに淹れてる主人公のことを好きになりました。「ていねいに暮らす」って、なかなかできないことだからこそ、漫画の中で見せてもらうと、ほっとしますね。田舎の空気感も心地よくて、読んでいて、この場所にいって、美味しい珈琲を飲みたいなという気持ちになりました◎

    物語の構造上、仕方ないことかもしれませんが、鍼灸師の高良山さんはホストで、お客様側がゲストになってしまうので、高良山さんのことをあまりよく分からないまま、物語が進んでいってしまうことが少し残念でしたね。もっと高良山さんのことを知りたいなと思いました。どんなときに、感情が高ぶるのか? 怒りを表出するのか? 高良山さんの感情の揺れ動く瞬間も見てみたいものだなと思いました。

    追伸です。
    5話まで拝読いたしました。最後の5話目は冬のお話なのに、読み終わったらすごく心が温かくなるようでした。とても素敵な物語をありがとうございます。弊誌から中村が担当希望に立候補させていただきますので、私は担当希望を一度解除させていただきますね。ビーラブで胡原さんの作品を拝見できたらいいなあと願っております。

    2018/04/11 11:34

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