プロフィール

経歴

2010年、モーニング編集部に配属。2017年、Kiss・BELOVE編集部にやってきました。
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本が好きなので、本がどれくらい好きかを書かせてください。
打ちひしがれた時は、坂口安吾の『不良少年とキリスト』や、荒川洋治先生の本を開きます。
知らない街を歩けば、田中小実昌が一緒に歩いてくれてるような気持ちになり、ふらりその土地の映画館へ。
お茶の水を歩けば獅子文六の『自由学校』、網走を歩いて吉村昭の『破獄』に思いを馳せて、
恋愛で傷ついたときは、田辺聖子さんを片手に神戸を散歩します。
西東三鬼の『神戸・続神戸』も大好き、結局東京を離れどこまで逃げようが「阿呆な私」からは逃れられない。
大森望さん訳のSF作品を最後まで読んで、訳者あとがきで大森さんが「今世紀最大の傑作」と書いているのを目にする度に、
まだまだ傑作に出会えるであろう未来にワクワクします。
世紀の傑作は日々更新されてく、それ故今日も何か面白い本を見落としてはいないかと探す。
かれこれ18年、月1で読書会をやってます。その土地土地の図書館や、古書店を訪ねるのも好きです。

このプロフィールを読んでくださった、あなたは何が好きですか?
もし今後ご一緒する未来があったなら、あなたが好きなものをたくさん教えてほしいです。
たくさんお話しして、たくさん打ち合わせして、お互いがお互いを信頼し合いながら、
安心して漫画を描いていただける未来が待っているといいなって思います。

一冊でいいから、作家さんにとって紡ぎ出さずにはいられなかった作品を、
他者に伝えたい言葉を、できるだけ良い形で世に残すお手伝いができたなら、
そしてその作品が、誰かにとっての生きがいや、日々の暮らしの息抜きとなったなら、
自分が生まれ生きてきた甲斐があるだろうな、と思って日々生きてます。
お役に立てたら幸いです、よろしくお願いします。

担当作

ビーラブに異動してきてから担当させていただいた作品は以下になります。(立ち上げ作品のみ記載します)

現在連載中
BE・LOVE
上田美和氏『海自とおかん』
岡田卓也氏『ナマケものがナマケない』
あいだ夏波氏『東大くんと元ギャルさん〜格差婚ロワイヤル〜』
阿仁谷ユイジ氏『転生勇者は女子高生!?〜魔王の溺愛に困ってます〜』

comic tint
こだち氏『過保護な若旦那様の甘やかし婚』
龍本みお氏『デキる男女のデキない恋』
桜乃みか氏『今日夫にナイショで(仮)恋愛します』
式田奈央氏『これはお母さんの恋の話〜極道若衆とじれキュン同居〜』
村岡恵氏『サレ妻シタ夫の恋人たち』


完結作品
BE・LOVE
鈴木大介氏/上田美和氏『漫画版 されど愛しきお妻様』
式田奈央氏『ニコ色のキャンバス』
こだち氏『まどりごと』
花糸氏『漫画版 選ばれる女におなりなさい デヴィ夫人の華麗で激動なる人生』

ITAN
やまだはるか氏『やまだはるか短編集 うもれてきえた』

コミックDAYS
二階堂幸氏『二階堂幸短編集 ありがとうって言って』
吉田薫氏『臨終の要塞』 
原案/Yoshi 漫画/久嘉めいら『Deep Love Again』

comic tint
こだち氏『青山くん、ここでシたらバレちゃうよ?』

メッセージ

物語があったから生きてこれたなあと思います。もし私が力になれそうなことがあったら、うまく利用してもらえたらと思います。
(プロフィール画像は二階堂幸さんが描いてくださったものです)

リンク

新着メッセージ

  • 読み終わったあとに、じんわりとあたたかい気持ちになり、5回拝見させて頂きました。
    とても丁寧に、人の気持ちを描かれよう、掬いとろうとされているのが伝わってきて、読めば読むほど魅力的な作品ですね。

    大好きな人の幸福な日に、お祝いを伝えながらも、ほんとうに伝えたい言葉を封じるコーイチの姿には、共感せずにはいられませんでした(私だったら、こんなに美しく在れないなと思って!コーイチ、幸せになってほしい!!)。

    それだけで終わらずに、2話目で健太という少年をコーイチに絡める形で登場させてくれたこと、さらに健太にも、また別のやり切れなさ(しかも恋ではなく老いに対する、やりきれなさ!)でドラマをしっかり作ろうとされているところも、とてもいいですね!

    ぜひ一度、michiさんとお話ししてみたいと思いましたので、担当希望ボタンを押させて頂きます。

    2018/03/18 23:22
  • 2P目で、きっと、がっくんが狼男なんだろうなと思って拝見していたら、やはりそうだったのですが、9P目の可愛い狼が、女性を惨殺するとは思っていなかったので、その点では意外性はありました。

    この作品には一人も応援したくなる人間が出てこなくて、みんながみんな嫌な奴なのですが、嫌な奴にも嫌な奴なりの理由や、動機、発見が欲しいなと思います。

    今は作品を完成させることが大事だとは思いつつも、作品を通して、読み手にどのような気持ちになってほしいのか?まで、想定して、漫画が紡げたら素晴らしいですよね! 
    頑張ってください!

    2018/03/16 15:24
  • 私の読み込み不足もあるかもしれませんが、物語の舞台設定と、主人公の状況がよく分からないままに、物語が進んでいってしまう印象で、作品として、やや説明不足なところがあるように感じました。設定が「ふわっとしている」と言いますか・・・。

    すこし不思議な設定で物語を進めるには、読み手を惑わしたり、迷わせたりせずに、一度読んだだけで、腑に落ちるように物語を作っていただけたらなと思いました。

    この世界=ゴミ処理場で、上にある世界=現実なのですしょうか?
    それとも、ゴミ処理場も、上にある世界も、同じ場所(同じ世界)にあるということなのでしょうか?
    そして主人公のドーナンはゴミ処理場の安全確認をしているけれども、来年くらいには違う仕事をしていると言っていますが、ゴミ処理場における「不思議な現象」を理解できるのはドーナンだけなのですよね?
    だとしたら、ドーナンがここにたどり着く必然性がどこかにあったんじゃないかしら?

    など、読んでいて「???」がたくさん出てきてしまったのが、残念でした。

    2018/03/16 14:56
  • 原稿の完成度が高く、背景や人物の絵など、いずれも手を抜かずに一生懸命描かれているのが伝わってくる魅力的な作品でした。

    一方で、「人はこういうときにどういう行動を取るのか?」という、りくとさんご自身の信念や切実な思いが、キャラクタ―を通して、読み手にストンと落ちるかというと、そうではないように感じてしまったのが残念な点でした。

    具体的にいうと、主人公のエルが冒頭で望んでいることは、「この国を見たい」「民の暮らしを見たい」というものであり、街を見たエルが思ったことは「この国の王女として何かをしたい」ということでした。この「何か」がハッキリしていない主人公というのは、読み手としては、なかなか感情移入がしづらいなと思います。主人公が何のために生きるのか、なぜそれを成したいのか、主人公の芯を貫く動機を、具体的に漫画を通して拝見できたらなというのが、正直な感想です。

    たとえば、同じような構造をとる作品として(他社の作品ですが)『アルテ』という作品があるかと思いますが、箱入りお嬢様であるアルテが、一大決心をして画家を志していく様は、時代は違えども、今の時代でも十分に多くの人を魅了してくれます。それは、アルテが自分が成したいことを、読み手に明確に伝えてくれるからだと思います。

    今後、りくとさんが描かれる作品から、主人公を通した明確な主題やメッセージを受け取りたいなと思いました。

    2018/03/16 14:25
  • 扉を含めた全ページから、作画にかける89.さんの情熱や、執着が伝わってきて、感心しながら拝見させていただきました。エルフを題材にされた前作よりも、原稿の完成度が随分上がっていることにも感心しながら、読ませていただきました。

    一方で、主人公のメロウについて感じたのは、彼女は「自分ではない人間になりたい」と願ってはいるけれど、彼女自身が困難な状況(苛めなど)と闘っているわけではなく、ただ状況を嘆いているだけのように感じられてしまい、
    そんな状況で、メロウと名乗る人魚のような生物と出会って、「受動的」に歌がうまくなり、さらにある男に「君こそ俺のアイドルだ!」と「受動的に」見いだされ、
    主人公自身が特に何も努力しているようには見えないまま、状況だけが展開しているので、ややご都合主義にも感じられてしまいました。

    漫画などの物語において、あくまで状況を打開するのは、主人公自身であってほしいな、主人公自身の選択や決断を、しっかり見守りたいなと、読み手としてはすごく思いました。

    2018/03/16 13:03
  • 可愛らしい絵柄と、可愛らしいだけでなく、けなげで一生懸命な主人公が魅力的な作品ですね。優陽さんが、たくさん少女漫画を読んで、研究されてきたのが伝わってくる意欲作でした。

    研究熱心なのは、とても伝わってくるのですが、欲を言えば更に、優陽さんにしかくわえられない、ほかの漫画家さんにはない「オリジナリティが欲しいな」と感じました。優陽さんは、ご自分の強みはどんなところにあると思いますか? 
    漫画家志望の方がたくさんいるなかで、突出した優陽さんの「とんがっている」部分が、今後見つかると良いなと思いました。

    期待しております、がんばってください!

    2018/03/16 12:47
  • たった3Pなのに、これほど「すっきり!」させてくれるとは・・・別れを宣告してくれる彼女に、心の底から爽快感を覚えました! 壊れかけの洗濯機=私たちの関係性、という図式、めっちゃ共感度高い!!! 天野さんの作品をもっと読みたいと思いました!

    2018/03/09 14:05
  • お上手な絵だなと思いながら読み始めて、4Pの女性の絵で、グッと作品世界に引き込まれ、夢中になって拝見させていただきました。とても完成度の高い作品ですね。

    以下は細かい指摘にはなってしまうかもしれませんが、記載してみます。

    (演出についての指摘として)6P1K目の礼太郎さんから、不気味さを感じさせたかったのかしれませんが、読んでいて礼太郎の「狂気」や「畏怖」のようなものを感じ取れず、ここで「???」という気持ちになってしまいました。もしここで「ぞっとさせたい」としたら、もっと読み手に「狂気」を印象付ける方法があるかもなと思いました。

    (キャラクターについての指摘として)最後まで読んでもやや腑に落ちなかったのは、礼太郎は「モナリザと同じ受胎の喜びをたたえた女性を解剖して描くことに執着してるのか」
    「愛する妻を失ったことを悲しんでいるのか」
    どちらが礼太郎にとって大切なことなのか、両方なのか、両方だとしたら、なぜ解剖が必要なのか?とか、そのあたりの礼太郎の動機づけとか、やってることの必然性をもっと知りたかったなとは思いました。

    とは言え、とても漫画力が高くて素晴らしいと思いました。

    2018/03/06 13:36
  • 「資料でどうしても必要になって行ってきちゃったレポ」という企画自体も気になるし、冒頭のつかみがお上手だと思いました。ショートじゃなくて、もっとボリュームのあるものを読みたいなとも思いました。普通に利用するのと、資料として必要だから行った場合とではどんだけ「視点」が異なるのか、施設や、場所に、新たな「発見」を見出させてくれれば、より楽しそうだなと思いました。

    2018/03/02 17:57

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