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大阪の専門学校
都会に疲れて高知に戻り
リハビリ作品制作
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  • モノローグが巧みだなと思いました!
    「俺と柳はそれだけだった」「他人(ひと)に線を引かなければ」のセリフが特に好きです。
    コマ割りも非常に読みやすくて良いですし、P.23の柳さんの表情(特に目)は素晴らしいですね。

    互いに傷を抱えた二人が解放されるストーリーラインもとても良いと思います。
    ただ一方で、視点が二つあることで、どちらの視点で読めばよいのかが分かりづらくなっているなと思いました。ラストの「お前がいないと寂しい」は主人公の本音が初めて出るシーンでとても良いんですが、直前で視点が柳さん側に切り替わるので少し困惑します。おそらく最後のセリフを受ける側に合わせて視点を変えたのではないでしょうか?

    これだと「お?急に違う人の視点になった」という印象になりますし、ちょっとキャラの感情についていきづらくなります。基本モノローグの持ち手はひとりに絞ったほうが読者としても感情移入するキャラが絞れて読みやすいし、カタルシスを感じやすいと思います。

    長々とすみません!作風的に青年誌は向いていると思いますし、ぜひ一度白星さんのお話を聞かせていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします!

    2021/05/19 00:28
  • 投稿ありがとうございました!
    ヤスちゃん、可愛い!
    特に常にヨダレを垂らしている絵が
    なんとも言えない可愛さを醸し出しているなと。
    「塔のある国」もそうですが、キャラ造形力に魅せるものが
    ありますね。

    「キャラが弱い」とおっしゃっていますが、『ハッピービーフ』は
    物語全体で、ヤスというキャラクターを描いているので、白星さんの
    作戦は功を奏していると思います。
    が、あえて言うとなると、キャラクターのリアクションにもう少し
    工夫が欲しかったなと。
    9ページの授業中にセールのチラシを読むのは面白いアイデアなのですが
    そこまでで終わっているのがもったいないです。
    先生に怒られたら、次どんな反応するかで、さらにキャラクターを強められたはずです。
    キャラはリアクションで決まると思うので、お話はつくるときはいつも考えてみてください。

    ちなみに、白星さんは、原稿の白黒バランスが抜きん出て上手いです。
    とても読みやすかったです。

    2018/11/09 22:03
  • 絵がうまい!
    そしてラスト、唯一無二の見せ場を描いてやろうという気概を感じました。
    こういうシーンが僕は大好きです。もっともっとやっていいです。
    そもそも「女の子が男の子に牛丼を作りたくて頑張る」という設定が面白いですよね。
    紹介部分を見て、どう話が転がるのか全然予想つかなかったですw

    キャラが弱いと仰ってますが、個人的には外面の部分(見た目やしゃべり方)は全然インパクトがあるなと思います。「メリーに首ったけ」みたいな髪型がステキですよね。
    一方で、もう少し内面の部分(悩みやコンプレックス)に踏み込めると、さらにキャラクターが強くなる気がしました。
    この話は最後がサイコーなのですが、このシーンで誰が救われたのかちょっとだけわかりづらいのです。それは“救われたい人間”の心情がほぼ描かれていないからです。主人公の行動に救われるのはヨータロのはずなので、主人公の悩みじゃなく、彼が何に悩んでいるかを序盤・中盤でもっと掘り下げておけると、このシーンの価値はさらに増したと思います。

    読み切りは「誰かの人生や価値観が変わった瞬間」を描くものです。
    白星さんには「人生を変えるシーン」を作る力があるので(これはすごい事です)、「変わりたい人間」の方も描けると、さらに物語の価値を上げることができるなーと感じました。

    お気に入りに登録させていただきますので、ぜひ頑張ってください!
    次作も期待しております!

    2018/11/08 04:49
  • とても面白く読ませていただきました。
    30Pをテンポよく読ませる力量があると思います。

    しかし、物語を最後まで書こうとするあまり、
    物語に合わせたキャラクターになっている気がしています。

    キャラクターが作品のすべてではありませんが、
    悲しく切ない雰囲気がある作品ですので、
    登場人物の生活を描ければ、
    全然違った読み味になると思います。

    作品のどこに重きを置くかは作者の個性だと思いますが、
    ファンタジーで物語を中心に描くのであれば、
    キャラの生活、朝おきて寝るまでをしっかりと書くほかありません。

    背景、小物を含めたディテール、
    食べ物や家の中をしっかり描けば、
    もっと面白い作品になると感じています。

    物語をしっかりと書こうとする意志は素晴らしいですし、
    絵も上手なので、もっと面白い作品が書けると感じます。

    頑張って!


    2018/11/06 22:42
  • とても楽しく読めました。
    見せ場の牛のシーンで、不覚にも声を出して笑ってしまいました
    (いいシーンなのにすみません)。

    絵も魅力的で、勢いもあるいい作品だとは思いますが、
    「この作品ならでは」という部分は少ないと感じました。

    いつもキャラクターが弱くなるので、と書かれていますが、
    個人的にはそこを意識するよりは、
    もっと強みのある部分を伸ばしてもよいと思いました。

    キャラが強いほうがもちろんいいのですが、
    白星さん自身が、世界やんなども含めて、
    雰囲気を重視する作風のように感じましたので、
    それを突き詰めていってもよいと思います。

    キャラクターを強めようとすると、
    どうしても物語の序盤と中盤の見せ方に
    意識が向いてしまいますが、
    物語全体を作りたい方には、正直不向きなのではないのかな、と思っています。

    それこそ、牛の獲り方や牛丼の作り方だけを
    何ページにもわたって描く、
    グルメマンガの料理シーンのようなディテールを
    別のもので置き換えるようなマンガでも、
    十分に個性がある作品が出来上がるような気がしています。

    絵もお上手ですし、もっと面白い作品が書けると感じていますので、
    頑張ってほしいです!

    2018/11/06 22:36

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