編集者メッセージページ
-
高い画力で描かれるバトルは爽快で、
エミリィの背中で語る”漢”なキャラクターが魅力的でした。
指一本とダンベルで筋トレしてる姿かっこよすぎます!
自分はプリキ○アの肉弾戦が大好きなので、最高にツボりました。
アクションなど、面白かったのですが、
主人公の戦う動機がすこし共感しずらいものになっているとも
感じました。
この漫画は、
実際の怪物との戦いと、視聴率(世間)との戦いの
二重構造というなかなかに難しいことに挑戦されていて、
そこのさばき方次第で、もっと共感させて(エミリィを応援したい!と)読ませることができるのではないでしょうか。
今は、「怪物との戦い」と「番組である」というところに
距離があると思います。
読者を「エミリィの戦いを見ている視聴者」と考えると、
この物語は「エミリィの魅力を再発見していく物語」です。
なので、視聴者の反応こそもっと描くべきところだと思います。
怪物との戦いの中でも、もっと被害を受けている人を描き、
それに対し感情を顕にするエミリィが見たいのです。
そこで発せられれう言葉こそ、エミリィが戦う動機です。
そこに、昔人気だった時のエミリィと、落ちぶれた今でも、
エミリィにはどんな魅力があるのかを描いていってほしいなと。
散文になってしまいましたが、感想は以上です。
応援しております!
2018/10/28 21:56 -
「生きたまま木につるしてケバブみたいにしてやる!」…という
悪役史上類を見ない脅し文句(?)から一気に引き込まれました。
センスのあるセリフ回しが多くて面白く、
デビュー済みでいらっしゃるというのも大納得のクオリティでした。
絵も描けそうにお見受けするのですが、ネーム原作志望なのですね。
キャラクターの表情がとってもいいので、作画も見てみたかったです。
視点のぽんぽん切り替わる
ジェットコースターのような急展開の連続に翻弄されながら
一息に6話読んでしまいました。
田中さんは省略がとっても上手ですね!
ただ、ややもすると展開が急すぎて、
読んでいる間どういう気持ちになればいいのか
ページから何を受け取ればいいのかが、読者をちょっと戸惑わせていそうです。
誰がどういう気持ちで何をする話なのかが、
今ちゃんと読者に伝わっているかな?という視点を
もっと持たれたら、すごく面白い物語を描かれる方だと思います。
次回作も楽しみにしております!2018/10/12 00:44