投稿作品
担当決定
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決定日:2021年09月24日
編集者メッセージ(新着)
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蟲毒の蛹へのメッセージ
初投稿ありがとうございます!
「ヒューマンドラマ」というタグがありましたが、単なるいじめの話ではなく、主人公の気持ちが立ち直るまでの少し複雑な人間関係と、その交流の様子はまさしくヒューマンドラマでした。
ただそこがお話の中心、読ませどころなら、もっと濃い感情が表現されていた方が強い作品になったのかなと思います。
まず、学校のいじめに対しての「蠱毒」というおどろおどろしいアイデアには目を引かれて面白かったです。
しかしそれを活かすも殺すも主人公のキャラ次第、という印象です。
なぜ「蠱毒」に頼るしかなかったかという経緯や、どれだけいじめが辛かったのか、そして元々の彼のキャラ自体どんな奴なのか。それらが描かれるシーンがもう少し欲しかったです。
主人公は、時にマイナスな行動をしたとしても、読者に感情移入される人間であってほしいと思ってます。
そこにきて、ヒロインの華は明るくて表情豊かで、後ろ向きな主人公も引っ張ってくれる存在。ストーリーもぐいぐい引っ張ってくれて、この作品がよかったと思ったのはこの華の可愛さと機能でした。
主人公のマイナスな想いは、ヒロイン・華の明るいキャラクターと行動によって、まさにラストに”呪いが解かれた”ようになります。
おそらく「蠱毒」の呪いは無かったんだと思いますが、清水や華の心の中には真に対するもやもやがあり、そこから逃げて行動をしていたことが実質的な”呪い”。
2人の交流があったからそれに気づけて、一歩踏み出せたんだというところがとても良いんですが、それを読者にもっとしっかり伝え、満足度を上げるためにもあと2ページ4ページ、この後の行動と結果も描いて欲しかったと思いました。
少し厳しめな指摘もしてしまいましたが、新田さんが今後描かれるキャラクターやストーリーに興味があるので、担当希望させていただければと思います。
どうぞよろしくお願いします。
編集者メッセージ(いいね)
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蟲毒の蛹へのメッセージ
初投稿ありがとうございます!
「ヒューマンドラマ」というタグがありましたが、単なるいじめの話ではなく、主人公の気持ちが立ち直るまでの少し複雑な人間関係と、その交流の様子はまさしくヒューマンドラマでした。
ただそこがお話の中心、読ませどころなら、もっと濃い感情が表現されていた方が強い作品になったのかなと思います。
まず、学校のいじめに対しての「蠱毒」というおどろおどろしいアイデアには目を引かれて面白かったです。
しかしそれを活かすも殺すも主人公のキャラ次第、という印象です。
なぜ「蠱毒」に頼るしかなかったかという経緯や、どれだけいじめが辛かったのか、そして元々の彼のキャラ自体どんな奴なのか。それらが描かれるシーンがもう少し欲しかったです。
主人公は、時にマイナスな行動をしたとしても、読者に感情移入される人間であってほしいと思ってます。
そこにきて、ヒロインの華は明るくて表情豊かで、後ろ向きな主人公も引っ張ってくれる存在。ストーリーもぐいぐい引っ張ってくれて、この作品がよかったと思ったのはこの華の可愛さと機能でした。
主人公のマイナスな想いは、ヒロイン・華の明るいキャラクターと行動によって、まさにラストに”呪いが解かれた”ようになります。
おそらく「蠱毒」の呪いは無かったんだと思いますが、清水や華の心の中には真に対するもやもやがあり、そこから逃げて行動をしていたことが実質的な”呪い”。
2人の交流があったからそれに気づけて、一歩踏み出せたんだというところがとても良いんですが、それを読者にもっとしっかり伝え、満足度を上げるためにもあと2ページ4ページ、この後の行動と結果も描いて欲しかったと思いました。
少し厳しめな指摘もしてしまいましたが、新田さんが今後描かれるキャラクターやストーリーに興味があるので、担当希望させていただければと思います。
どうぞよろしくお願いします。