編集者メッセージページ

  • 決意の時の表情だったり、泣く寸前の表情だったり、どれもすごく素敵で見返したくなる絵を描かれるなと思いました。羽の生えた鳥族がいるという世界の設定は、シンプルではあると思いますが、羽が売買されたり鳥飼いの習慣があったりなど、「鳥族」という大きな嘘を現実味のある設定で補強できていて、すんなりとこの世界に入ることができました。
    鳥族の少女を助けてくれた彼らもまた、同じような立場にあったという最後の展開にもしっかりと驚かされました。この設定はキャラクターへの共感につながっているので、よりいっそう彼らを好きになれるなと思います。
    一方で、後半にかけて、ばばも含めた4人の位置関係などがちょっとわかりづらく感じました。基点となる背景があったりすると、読者にはわかりやすかったかもなと思います。

    『いつかの約束』も拝読しました。お金を貸してくれたお姉さんと、涙目の主人公の目線が重なるシーンがたまらなくいい顔ですね。

    ぜひ一度、お話させていただけないでしょうか。
    ご検討のほどよろしくお願いいたします。

    2020/06/16 16:23

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