Call my name!へのメッセージ

はじめまして、ご投稿ありがとうございます。

個人的にとっても好きな内容で好みなため、楽しく読ませていただきました。
作品の内容・流れはもちろん、ラストにタイトル回収されていて、すごくいいなと思いました！
主人公をとても応援したくなりますし、好きな人と幸せになってほしい未来しか見えません…
デフォルメチックな表情や、幼い子供時代、強めな顔や泣き顔など、幅広く描けていてすごいです！

P5の「全部私にくれませんか！」と言っているシーンは、主人公の表情が先に見たかったなと思いました。
P7の「聞きたい？」と表情を見せていないシーンや、P11の「大和さん！」と叫んでいるシーンなどの見せ方はとてもいいなと思いました！
ラストの切ない表情も好きです…

縦スクロールコミックではフルカラーになるため、カラーを使った作品を作ることができます。
他の作品ではラストに彩色されているシーンを持ってきていて、とても印象に残りました。

縦スクロールコミックでのお話しにはなってしまうのですが、
ご興味がございましたらぜひ一度お話をさせていただきたく思います。
担当希望を出させていただきますので、ご検討いただけますと幸いです。
コミカライズ企画（作画をご担当いただく形）での進行も可能ですので
どんなお話を描いていきたいかなどのお話しもできますと嬉しいです。
何卒よろしくお願いいたします！

なりそこないのバラッドへのメッセージ

投稿を重ねられるごとに、着実に上手になっていると思います！
だんだんキャラの「ままならない思い」というものの言語化がこなれてきて、共感されやすい物語を作れているように思いました。

本作もいいですね。プロット自体は失恋を断ち切る物語という大枠ではありがちですが、しっかり主人公が自分の内面を理解し言語化した上で、クライマックスで行動に打って出るところまで作り込めていて、エンタメになってきているなあと嬉しくなりました。

この先、もっと多くの人の読まれるためにクリアしたほうがいい課題は2つくらい気づきました。長くなりますが以下に残します。

・変形ゴマを多用しすぎです。キャラクターの感情の流れなどの情報をコントロールしやすい手法ではありますが、いまは多すぎて画面がごちゃついているように見えます。
できたら一度、「絵が上手くなったなあ」と感じられる作家のコマ割りだけでも模写してみてください。スクエアなコマ割りでも、変形ゴマ使用以上の効果を得られるように絵を工夫しているからこそ上達するのだなあ、ということが体得できると思います。

・主人公の欲望のスケールが小さいです。本作では、王子殺害以上の何かすごい、でも前向きなことをやってくれるのかと思ったら、そんなことはありませんでした。悪魔を召喚できるレベルで強い思いを持っている主人公が、逮捕案件を普通にやらかしました、だけではもったいないです。
まだまだ主人公には読者の想像を超える行動をさせられるはずです。その行動を支えるスケールの大きな欲望も考えていただけそうに見えるので、この先に期待したいと思っています。

重ねてご投稿、ありがとうございました！