投稿作品
担当決定
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決定日:2023年05月09日
編集者メッセージ(新着)
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きみがわらうときへのメッセージ
ご投稿ありがとうございます。
表情が少ない主人公なのに彼女の悩みが痛いほど伝わってきます。父が死んだ日にただ単に一生懸命掃除をしている描写が彼女の精神状態をよく表現しています。何より、人とのコミュニケーションがうまく取れない咲が誰よりも早くお父さんの辛さに気づく瞬間が衝撃的でした。
各コマのアングルがバラエティーに富んでおり、映画を見ているようです。小さいコマが続くページがわりと多めなのでそれでちょっと読みづらいところはありますが、大事な時にちゃんと大きいコマを使い、読者の目が止まる工夫をしてくださったのはとても良かったです。お母さんが自分の夫が不倫に勘づいていたかもしれないと考え始めた時の不安感の満ちたコマはまるでホラー映画を連想さえる場面でした。
結構暗い内容なのに、最後に咲が前へ進めていく姿がしっかり描かれたおかげで、気持ち的にバランスがとれ、安心してこの話を読み終えることができ、咲に救われた気がしました。
人間の複雑さを上手に描かれていると思います。「フラワーデイズ」も拝見させていただきましたが、同じ印象です。「フラワーデイズ」の方に同じ編集部のアンがコメントを残しましたので、今回私は「きみがわるとき」の方にだけコメントを書かせていただきますが、「フラワーデイズ」にも心を打たれました。よっちゃんの登場シーンが最高ですし、「今」の彼女と「昔」の彼女に両方共感できました。欠点が多そうな人間でも、光よりよっちゃんの方が人間ができていると思います。
扉絵以外は絵がまだラフな感じなので、どこまで書き込みができるのかについては判断しにくいところで、フランス市場に合うかどうかはまだ分かりませんが、猫飯さんのキャラが好きです。典型的ではなく、普遍的な魅力があります。もしフランスの出版社との仕事にご興味があれば、一度お話を聞かせていただけますか?担当希望ボタンを押させていただきました。
ご検討のほどよろしくお願いします!
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きみがわらうときへのメッセージ
ご投稿ありがとうございました!
同じ笑顔が、背中を押す力にもなれば、呪いにもなる…!
とても面白い仕掛けだなと思いました。
登場人物の表情も、記号的ではなく、複雑な感情を表していて見事だなと。
特にP39の1コマ目、咲の泣くような笑顔が印象的でした。
もし強いて気になった点を挙げるとすれば、
冒頭P4の1コマ目、「お父さんが死んだ」の後、
「笑顔が似合う人だった」的な心の声が入っていると、次のページにある
「笑顔が見たい」という言葉の、咲にとっての重要性がより伝わりやすいのではと思いました。
(個人的な好みかもしれませんが…)
担当希望を出させていただきました。
もしよければ、連載を目指して一緒に作品づくりが出来れば嬉しいです!
ご検討のほど、どうぞよろしくお願い致します。 -
フラワーデイズへのメッセージ
いやー面白かったです!
2本のご投稿作、いずれも高い作家性に痺れたので、もっと読まれるようにとコメントします。
こちらについては、吉田と片岡という個人的な二大「義男」を彷彿させるネーミングも含め、すさまじいばかりの積載量の遊び心サービスに降参しました。
個人的には、義男のセクシュアリティが冒頭一発で分からない作りになっていたのは本当にもったいなかったです。
ですが、おそらくそれも意図的なものでしょうし、その意図が分からない己の読みの甘さを恥じ入っている次第です。
いずれにせよ見事な作品のご投稿、ありがとうございました!
(以下、追記をいただいたので、補足します)
漫画はいろんな市場があるので、リテラシーが高い読者層を狙うのなら現状のままでもいいと思っております。なので一方的に失礼とも取れる発言をしたこと、申し訳ありませんでした。
言い訳を重ねると、自分は感受性が豊かで「ない」多くの人に、ガツンとくる気づきを与えられる漫画を作りたく、あのように申した次第です。
そのような漫画の作りかたに興味をお持ちいただけるなら、担当希望をご検討いただければ幸いです。 -
フラワーデイズへのメッセージ
投稿した2本の作品読ませていただいて、センスと登場人物の気持ち描き方がすごくよかったです!
その気持ちの描写がステレオタイプに陥らなくて、とても繊細でした。
人間臭いである優しい視点です。
ギャグのバランスもよくて、義男のお父さんが「母ちゃんそっくりじゃねーか」のシーンは笑いしました。(お母さんもマウントして最高です!)
リアリティ感を増やすための入れたでディテールの選び方が上手いです。
特に印象に残ったのは、義男お父さんの手のシミを見せるコマ(年が分ります)、そしてレンタルしたドレスの裾を汚したくない嫁が協力を求めるシーン(初登場で彼女の強い現実的な性格が分ります。)
追記について、最初から義男のセクシュアリティを明かさなかったのは別にいいと思います。読者は遠中で分かってきていいと思います。ただ、回想の時に、義男が男の子であることをすぐに見抜けなかったのは少し困りました。最初は足が見えないので、ブレザーとスカートの制服を着た女子高生と思いました。(顔もとてもフェミニンで)
高校のシーンの最初のページで、義男のズボンを履く姿と周りにスカートを履く女子高生がもっとはっきり見える位置に描いていただければ、状況がすぐにわかると思います。
(あるいは男子がガ学ランを着ていたら)。
長いコメントですみません、とても楽しく読みました!
もしよかったら、これから作りたい話について是非伺わせえて頂きたいと思います。担当希望をしました。弊社はフランスの漫画出版社ですが、東京にオフィスがあります。
ご検討の程よろしくお願いします! -
きみがわらうときへのメッセージ
ご投稿いただきありがとうございます!
スクウェア・エニックス ビッグガンガン編集部の森下です。
「きみがわらうとき」、息をつく間もなく読み終え、そして何とも言えぬ感情に包まれました。
遺言が、二者にとってここまで意味を変えるものになる。
描写力、そしてそのメッセージまでもっていく演出力、そして物語の締め方。
どれも素晴らしく、物語の世界に引き込まれました。
読み切りとして物語自体にはきちんと読者が満足いくオチをつけながらも、解釈の余韻は残し、えも言われぬ読後感をもたらしてくれるこの作品は、本当に素晴らしかったです。
娘にとっては死者からのエール、温かい言葉に。
母親にとっては、死者の呪いともいえる言葉に。これは永劫きえぬ復讐なんですかね、、、?
また、メッセージ性のある作品ながらも、絵での描写力もすばらしく、最初の父親の表情が、最後にはこんなにも違ったものに見えてくる、、、
母親がメッセージを一度打った後に消して、再度メッセージを送るといった描写などからも、母親の心情が浮かび上がり、そういった言葉ではなく描写で心情を説明するといった表現をしておられ、そういったところも並々ならぬお力を持っておられるのだなと感じました。
今回はぜひ猫飯様とご一緒に作品作りをさせていただきたく、担当希望を出させていただきます。
まずはお互いの自己紹介や雑誌紹介といったところから、猫飯さまがどんな作品を描いていきたいと考えておられるか、どういった形で今後進めていくか、などなどお話させていただければと思っております。
弊誌は青年誌でして、猫飯様の描写力や構成力が存分に発揮できる場かと存じますので、、、!
改めまして、この度は素晴らしい作品のご投稿ありがとうございました。
何卒よろしくお願い申し上げます。 -
きみがわらうときへのメッセージ
ご投稿ありがとうございます!
父親の遺言が母と娘で全く違う意味になっている演出が見事でめちゃめちゃ面白かったです!
複雑な構成にも関わらず、ネームが上手で、読みやすく・わかりやすい作品だったと思います。
P32で咲ちゃんの絶望がしっかりと描けていて、その後の遺言で救われる演出が綺麗にはまっていたと思います!
作画が上手いだけでなく、P28〜29のお父さんの表情や、P50の母親の表情、最後の遺影の表情、といった表情での表現が素晴らしいと思いました!
とても魅力的な作品、作家様ですので、是非1度猫飯さんの描きたい漫画についてお話できれば嬉しいです。連載に向けた具体的なご相談ができればと思います!
担当希望を出させていただきますので、ご検討のほど、よろしくお願いいたします!
編集者メッセージ(いいね)
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フラワーデイズへのメッセージ
いやー面白かったです!
2本のご投稿作、いずれも高い作家性に痺れたので、もっと読まれるようにとコメントします。
こちらについては、吉田と片岡という個人的な二大「義男」を彷彿させるネーミングも含め、すさまじいばかりの積載量の遊び心サービスに降参しました。
個人的には、義男のセクシュアリティが冒頭一発で分からない作りになっていたのは本当にもったいなかったです。
ですが、おそらくそれも意図的なものでしょうし、その意図が分からない己の読みの甘さを恥じ入っている次第です。
いずれにせよ見事な作品のご投稿、ありがとうございました!
(以下、追記をいただいたので、補足します)
漫画はいろんな市場があるので、リテラシーが高い読者層を狙うのなら現状のままでもいいと思っております。なので一方的に失礼とも取れる発言をしたこと、申し訳ありませんでした。
言い訳を重ねると、自分は感受性が豊かで「ない」多くの人に、ガツンとくる気づきを与えられる漫画を作りたく、あのように申した次第です。
そのような漫画の作りかたに興味をお持ちいただけるなら、担当希望をご検討いただければ幸いです。 -
きみがわらうときへのメッセージ
ご投稿ありがとうございます!
父親の遺言が母と娘で全く違う意味になっている演出が見事でめちゃめちゃ面白かったです!
複雑な構成にも関わらず、ネームが上手で、読みやすく・わかりやすい作品だったと思います。
P32で咲ちゃんの絶望がしっかりと描けていて、その後の遺言で救われる演出が綺麗にはまっていたと思います!
作画が上手いだけでなく、P28〜29のお父さんの表情や、P50の母親の表情、最後の遺影の表情、といった表情での表現が素晴らしいと思いました!
とても魅力的な作品、作家様ですので、是非1度猫飯さんの描きたい漫画についてお話できれば嬉しいです。連載に向けた具体的なご相談ができればと思います!
担当希望を出させていただきますので、ご検討のほど、よろしくお願いいたします! -
きみがわらうときへのメッセージ
ご投稿いただきありがとうございます!
スクウェア・エニックス ビッグガンガン編集部の森下です。
「きみがわらうとき」、息をつく間もなく読み終え、そして何とも言えぬ感情に包まれました。
遺言が、二者にとってここまで意味を変えるものになる。
描写力、そしてそのメッセージまでもっていく演出力、そして物語の締め方。
どれも素晴らしく、物語の世界に引き込まれました。
読み切りとして物語自体にはきちんと読者が満足いくオチをつけながらも、解釈の余韻は残し、えも言われぬ読後感をもたらしてくれるこの作品は、本当に素晴らしかったです。
娘にとっては死者からのエール、温かい言葉に。
母親にとっては、死者の呪いともいえる言葉に。これは永劫きえぬ復讐なんですかね、、、?
また、メッセージ性のある作品ながらも、絵での描写力もすばらしく、最初の父親の表情が、最後にはこんなにも違ったものに見えてくる、、、
母親がメッセージを一度打った後に消して、再度メッセージを送るといった描写などからも、母親の心情が浮かび上がり、そういった言葉ではなく描写で心情を説明するといった表現をしておられ、そういったところも並々ならぬお力を持っておられるのだなと感じました。
今回はぜひ猫飯様とご一緒に作品作りをさせていただきたく、担当希望を出させていただきます。
まずはお互いの自己紹介や雑誌紹介といったところから、猫飯さまがどんな作品を描いていきたいと考えておられるか、どういった形で今後進めていくか、などなどお話させていただければと思っております。
弊誌は青年誌でして、猫飯様の描写力や構成力が存分に発揮できる場かと存じますので、、、!
改めまして、この度は素晴らしい作品のご投稿ありがとうございました。
何卒よろしくお願い申し上げます。 -
フラワーデイズへのメッセージ
投稿した2本の作品読ませていただいて、センスと登場人物の気持ち描き方がすごくよかったです!
その気持ちの描写がステレオタイプに陥らなくて、とても繊細でした。
人間臭いである優しい視点です。
ギャグのバランスもよくて、義男のお父さんが「母ちゃんそっくりじゃねーか」のシーンは笑いしました。(お母さんもマウントして最高です!)
リアリティ感を増やすための入れたでディテールの選び方が上手いです。
特に印象に残ったのは、義男お父さんの手のシミを見せるコマ(年が分ります)、そしてレンタルしたドレスの裾を汚したくない嫁が協力を求めるシーン(初登場で彼女の強い現実的な性格が分ります。)
追記について、最初から義男のセクシュアリティを明かさなかったのは別にいいと思います。読者は遠中で分かってきていいと思います。ただ、回想の時に、義男が男の子であることをすぐに見抜けなかったのは少し困りました。最初は足が見えないので、ブレザーとスカートの制服を着た女子高生と思いました。(顔もとてもフェミニンで)
高校のシーンの最初のページで、義男のズボンを履く姿と周りにスカートを履く女子高生がもっとはっきり見える位置に描いていただければ、状況がすぐにわかると思います。
(あるいは男子がガ学ランを着ていたら)。
長いコメントですみません、とても楽しく読みました!
もしよかったら、これから作りたい話について是非伺わせえて頂きたいと思います。担当希望をしました。弊社はフランスの漫画出版社ですが、東京にオフィスがあります。
ご検討の程よろしくお願いします! -
きみがわらうときへのメッセージ
ご投稿ありがとうございました!
同じ笑顔が、背中を押す力にもなれば、呪いにもなる…!
とても面白い仕掛けだなと思いました。
登場人物の表情も、記号的ではなく、複雑な感情を表していて見事だなと。
特にP39の1コマ目、咲の泣くような笑顔が印象的でした。
もし強いて気になった点を挙げるとすれば、
冒頭P4の1コマ目、「お父さんが死んだ」の後、
「笑顔が似合う人だった」的な心の声が入っていると、次のページにある
「笑顔が見たい」という言葉の、咲にとっての重要性がより伝わりやすいのではと思いました。
(個人的な好みかもしれませんが…)
担当希望を出させていただきました。
もしよければ、連載を目指して一緒に作品づくりが出来れば嬉しいです!
ご検討のほど、どうぞよろしくお願い致します。 -
きみがわらうときへのメッセージ
ご投稿ありがとうございます。
表情が少ない主人公なのに彼女の悩みが痛いほど伝わってきます。父が死んだ日にただ単に一生懸命掃除をしている描写が彼女の精神状態をよく表現しています。何より、人とのコミュニケーションがうまく取れない咲が誰よりも早くお父さんの辛さに気づく瞬間が衝撃的でした。
各コマのアングルがバラエティーに富んでおり、映画を見ているようです。小さいコマが続くページがわりと多めなのでそれでちょっと読みづらいところはありますが、大事な時にちゃんと大きいコマを使い、読者の目が止まる工夫をしてくださったのはとても良かったです。お母さんが自分の夫が不倫に勘づいていたかもしれないと考え始めた時の不安感の満ちたコマはまるでホラー映画を連想さえる場面でした。
結構暗い内容なのに、最後に咲が前へ進めていく姿がしっかり描かれたおかげで、気持ち的にバランスがとれ、安心してこの話を読み終えることができ、咲に救われた気がしました。
人間の複雑さを上手に描かれていると思います。「フラワーデイズ」も拝見させていただきましたが、同じ印象です。「フラワーデイズ」の方に同じ編集部のアンがコメントを残しましたので、今回私は「きみがわるとき」の方にだけコメントを書かせていただきますが、「フラワーデイズ」にも心を打たれました。よっちゃんの登場シーンが最高ですし、「今」の彼女と「昔」の彼女に両方共感できました。欠点が多そうな人間でも、光よりよっちゃんの方が人間ができていると思います。
扉絵以外は絵がまだラフな感じなので、どこまで書き込みができるのかについては判断しにくいところで、フランス市場に合うかどうかはまだ分かりませんが、猫飯さんのキャラが好きです。典型的ではなく、普遍的な魅力があります。もしフランスの出版社との仕事にご興味があれば、一度お話を聞かせていただけますか?担当希望ボタンを押させていただきました。
ご検討のほどよろしくお願いします!