編集者メッセージページ

  • 深夜徘徊というテーマの中で夜道の不気味さ、公園の静寂の気持ちよさ、歩道橋からの景色の少しの非日常感とともに主人公の感情の移ろいが感じられ、良いものを読ませていただきました。ありがとうございます。
    人形に驚く「ヒエ...」の表情も素敵なので、欲を言えばそのフリになる女性が焦っている描写をセリフでの説明以上にもっと焦っているように見せるなど、見せたいものをより効果的に見せる助走があるといいな、と思いました。

    死活問題も読ませていただきましたがマキさんの独特なホラー、ギャグテイストと素敵な読み味、とても気になります。
    担当希望出させていただきます。
    もしご興味ありましたらお話だけでも聞かせてください!

    2022/06/07 20:22
  • なんだか笑ってしまいました。ふしぎな魅力のある作品ですね。
    一見間抜けだけど本人にとっては切実、というシュールの面白さを再認しました。
    足が露わになるところで笑い、足の筋トレで笑い、ファンとの交流でいい話になり、最後のカムバックでほっこりしました。キャラの顔が、いい具合に力が抜けていて、噓がない感じがして好印象でした。あと、妹を見て、かわいい女の子得意なんだなと感じました。もっと女の子見たかったです。
    ただ、とにかくわかりづらいネームで、もう少し読者に親切にしてほしいし、コマの絵や構図もこだわったほうがいいだろうなと感じました。たとえば筋トレする主人公を見るソウジが、一見して状況わかりづらい絵だったり、サバの味噌煮のくだりがよくわからなかったり、スムーズに読めない所が多いです。
    独特のセンスが感じられる面白い作家さんだなと思いましたので、応援しております!

    2022/02/25 19:15
  • 作品、拝見しました。楽しませていただいたというか、発見をいただいた、という印象の強い作品でした。
    「深夜徘徊」というワードにまんまと惹かれたわけですが、思ったよりも「出来事」が多くないことに
    「こういう描き方もあるのか」と膝を打ちました。
    普通(何が普通かはさておき)は、夜の一人歩きを妨げるような怖い出会いが次々に起こり、終盤に向かって
    それがエスカレートするものですが、見た目の怖い人形をクライマックスに据えるということでもなく、
    淡々と夜の街を傍観していく主人公の描き方は、面白くて新しい、と思いました。
    そして最後のシーンが、どこにでもあるような景色で、これは私も含め、多くの郊外在住者の共感を得るのではとも
    思いました。
    肝試しほどギャーギャー言わず、夜のピクニックほど昂揚せず、でも、これこそが深夜徘徊の意義なのかもと感じる、
    私にとってはそんな作品でした。抑えめなテンションのおかげで、作品を好きになることができました。
    ありがとうございます!
    ぜひ新作も読ませてください。ご活躍、楽しみにしております!

    2022/06/11 12:14

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