編集者メッセージページ
-
ご投稿頂きありがとうございます!
ご投稿から時間がたってしまいましたが、素晴らしい作品でしたので担当希望をさせていたきました。
まず、主人公の進化が面白いです。カナトがまだおじいちゃんの話を信じていたころのこと、親のプレッシャーのあまり現実主義者になった彼と、そして最後にはまた信じる心を取り戻します。その三段階がより読者を主人公目線に立たせ、共感することができます。比べてみると、大人になったらサンタクラウスを信じなくなる自分を思い出しました。
また、三魔女の宝捜しはお化け屋敷を探検するような気持ちにさせてくれました。話中盤で大発見を見開きで見せるところもうまい演出です。ロシェットが実は魔女だったなんて?!
ヨーロッパ風の大学、魔女、ファンタジー要素が詰まった作品です!担当希望をさせて頂きます。是非お会いし、お話できれば幸いです。これからどんな話を描きたいのか、ぜひお聞かせ頂ければ幸いです。2023/02/17 18:41 -
ご投稿ありがとうございます!
『幻想の扉』楽しく読ませていただきました!
P49のカナトと同じく、小説や漫画、アニメに映画、ゲームと"幻想"に夢中になっていた子どもの頃を思い出しました。
「"魔法"や"呪い"といったモノが、本当に存在していた!」
「それらを恐れた過去の人間が幻想として扉に閉じ込めてしまった!」
いやはや実際「世界に魔法があればなぁ」なんて昔から思っていたからこそ、この2つの設定だけで、めちゃくちゃワクワクさせられてしまいました。
絵も上手ですね……!!
特にP14の地下倉庫や、扉を開けたP22-23、P32-33の魔女のサバトの3点が素晴らしかったです。
たしかな画力に、この演出……。
久しぶりに漫画を読んで震えました。
キャラクターも良かったです。
自身の変化が物語の軸となるカナト、投入するだけでどんな場面でも面白おかしくしてくれるムラサメ、画面を華やかにしつつ物語を加速させる装置になっているロシェット。
登場するキャラクター全てに物語内の役割を与えて動かせていると思いました。
ただ1つお伝えするならば、
この物語の面白さの根幹である「幻想が現実に存在していたこと。」に行き着くまでが長く、最後まで読まずに脱落する読者がいるかもしれない、ということでしょうか。
個人的に、上記の設定があるからこそ、軸であるカナトの変化/カナトの変化から伝えたい夏木さんのメッセージが描けると思っています。
根幹部分が中々見えない状態が長く続くということは、この作品を読む上での指針がないということに繋がってきます。
どう読めば良いか分からないとなると、段々とストレスになってきて脱落者が……ということになりかねません。
非常にもったいない……!!
先に書いた演出で読者を驚かせるのも読ませるために必要なことではありますが、今一度情報の優先順位を決めて、組み直してみるのも大事なのではないかな、と思います。
以上です!
もしよろしければ、作品創りのお手伝いをさせていただきたいです!
何卒よろしくお願いいたします。
失礼いたします!
2021/03/26 01:39 -
ご投稿ありがとうございます。
ナショナルトレジャー感があってすごく良いと思いました。
個人的には11pのカナトが自分達にライトを当てているシーンがすごい好きですね。
この状況を楽しんでるなーと。
ストーリーも、まだまとめ切れていないところはありますが、全体的にやりたいことがはっきりしているだろうなと思いました。
ファンタジーの世界観として、しっかり作り込もうとしている姿勢も良いと思います。
次の話に続きそうなオチでしたが、最初から最後まで、この1話の執着点に向かうための準備が、序盤にちゃんとできているので、読んでいてストレスがありませんでした。
このマンガ(読み切り)の読み筋として、一番のセールスポイントをすこし絞り切れていない印象を受けたので、そこが今よりもっと明確になると、ページをめくたいという読者の心をくすぐれるんじゃないかと思います。
絵もお上手だと思いますし、背景も描けているし、なにより構想力が素晴らしいと思いました。
一度お話させていただきたいです。
よろしくお願いいたします。
2021/03/25 20:38