投稿作品

担当決定

編集者メッセージ(新着)

  • 龍とカメレオンへのメッセージ

    DAYS NEO へのご投稿ありがとうございます! 期間限定でDAYS NEOに参加させていただいておりますスクウェア・エニックス ガンガンJOKER編集部の樋口と申します。ネーム、大変楽しく拝読させていただきました!!

    いや、非常に面白かったです…! 「入れ替わり×逆襲劇」というアツい大枠に、花神臥龍というアツすぎるカリスマ主人公が乗っかって、ネームの状態でも続きが気になるエンタメに仕上がっていると感じました。

    石山さんの過去作はいくつか拝読していて、その見開きや決めゴマのカッコよさから、類まれな画面構成力をお持ちの作家さんだなと感じていましたが、本ネームにもその力が存分に発揮されているかと思います!

    臥龍先生が髪を縛ったり、深山が舌を出しながら悪い笑いを浮かべたり…。額に飾りたくなるような決めゴマが満載なのも嬉しいですよね。これぞマンガの醍醐味というような気持ちいいネームに仕上がっています!!

    本作は、十分連載に耐えうる企画だと思います。

    一応、気になった箇所としては、敵である深山がラスボスとしては力不足に見える点でしょうか…。カリスマ性の塊である臥龍先生に比べて、深山の個性やモチベーションは、やや弱い印象です。「この2人の勝負、どうなるんだ!?」というハラハラ感が長期連載の鍵になるかと存じます。深山に何か個性を追加したり、戦いの障壁を作ってあげたりなどは要検討かもしれません。

    さしつかえなければ、石山さんとぜひ作品づくりに関するご相談をさせていただきたく考えております。本作の連載に向けた作戦会議や、お互いの人となり、レーベルのご紹介なども含めて、やりとりの機会をいただければ幸いです。どうかご検討くださいませ!!

    重ね重ね、素晴らしいネームをありがとうございました!

  • 龍とカメレオンへのメッセージ

    第1話のネームとしてよく練られていると感じました。コマ割りのメリハリや決めゴマの意図的な挿入、キャラの表情も魅力的に表現できていて、読者の目を絵で引きつけるんだという気合が伝わってきました。

    惜しいのは主人公・花神の気持ちに乗り切れない部分があったところです。

    彼は竹を割ったような気持ちのいい人物なのですが、天才肌が故に人間味の薄さも感じます。もう少し読者が共感できるポイントがあるとよかったように思いました。

    もう一つの問題点は、花神の深山に対する敵愾心の根源が不明な点でしょうか。

    「乗っ取られた作品を取り返す!」というつもりもないようですし、我が道をゆく花神にとって、深山の存在はもはやどうでもよいのでは? これは自分自身が生み出した『ドラゴンランド』との闘い、つまり克己の物語であり、深山が対立軸に乗っていることに少し違和感がありました。

    そこにきて深山ができるのは絵コピだけですので、もう立場としては下り坂です。性格や思考、技術をそのままに、若くて体力のある深山のボディを手に入れた天才・花神と互角に戦えるのか? もう結末が見えてしまっているような気もするのです。入れ替わりという物語の大きな仕掛けが、あまり面白味を生んでいない状態と言い換えてもいいかもしれません。

    最初に申し上げた通り完成度の高いネームだったと思いますし、連載経験もお持ちの石山さんの実力は確かなものだと感じます。担当希望を出させていただきますが、この作品で連載を目指すとなると、個人的には根本的な設定の練り直しが必要になるのではないかと思っております。ご検討くださいませ。

    この度はご投稿いただき、ありがとうございました!

編集者メッセージ(いいね)

  • 龍とカメレオンへのメッセージ

    第1話のネームとしてよく練られていると感じました。コマ割りのメリハリや決めゴマの意図的な挿入、キャラの表情も魅力的に表現できていて、読者の目を絵で引きつけるんだという気合が伝わってきました。

    惜しいのは主人公・花神の気持ちに乗り切れない部分があったところです。

    彼は竹を割ったような気持ちのいい人物なのですが、天才肌が故に人間味の薄さも感じます。もう少し読者が共感できるポイントがあるとよかったように思いました。

    もう一つの問題点は、花神の深山に対する敵愾心の根源が不明な点でしょうか。

    「乗っ取られた作品を取り返す!」というつもりもないようですし、我が道をゆく花神にとって、深山の存在はもはやどうでもよいのでは? これは自分自身が生み出した『ドラゴンランド』との闘い、つまり克己の物語であり、深山が対立軸に乗っていることに少し違和感がありました。

    そこにきて深山ができるのは絵コピだけですので、もう立場としては下り坂です。性格や思考、技術をそのままに、若くて体力のある深山のボディを手に入れた天才・花神と互角に戦えるのか? もう結末が見えてしまっているような気もするのです。入れ替わりという物語の大きな仕掛けが、あまり面白味を生んでいない状態と言い換えてもいいかもしれません。

    最初に申し上げた通り完成度の高いネームだったと思いますし、連載経験もお持ちの石山さんの実力は確かなものだと感じます。担当希望を出させていただきますが、この作品で連載を目指すとなると、個人的には根本的な設定の練り直しが必要になるのではないかと思っております。ご検討くださいませ。

    この度はご投稿いただき、ありがとうございました!

  • 龍とカメレオンへのメッセージ

    DAYS NEO へのご投稿ありがとうございます! 期間限定でDAYS NEOに参加させていただいておりますスクウェア・エニックス ガンガンJOKER編集部の樋口と申します。ネーム、大変楽しく拝読させていただきました!!

    いや、非常に面白かったです…! 「入れ替わり×逆襲劇」というアツい大枠に、花神臥龍というアツすぎるカリスマ主人公が乗っかって、ネームの状態でも続きが気になるエンタメに仕上がっていると感じました。

    石山さんの過去作はいくつか拝読していて、その見開きや決めゴマのカッコよさから、類まれな画面構成力をお持ちの作家さんだなと感じていましたが、本ネームにもその力が存分に発揮されているかと思います!

    臥龍先生が髪を縛ったり、深山が舌を出しながら悪い笑いを浮かべたり…。額に飾りたくなるような決めゴマが満載なのも嬉しいですよね。これぞマンガの醍醐味というような気持ちいいネームに仕上がっています!!

    本作は、十分連載に耐えうる企画だと思います。

    一応、気になった箇所としては、敵である深山がラスボスとしては力不足に見える点でしょうか…。カリスマ性の塊である臥龍先生に比べて、深山の個性やモチベーションは、やや弱い印象です。「この2人の勝負、どうなるんだ!?」というハラハラ感が長期連載の鍵になるかと存じます。深山に何か個性を追加したり、戦いの障壁を作ってあげたりなどは要検討かもしれません。

    さしつかえなければ、石山さんとぜひ作品づくりに関するご相談をさせていただきたく考えております。本作の連載に向けた作戦会議や、お互いの人となり、レーベルのご紹介なども含めて、やりとりの機会をいただければ幸いです。どうかご検討くださいませ!!

    重ね重ね、素晴らしいネームをありがとうございました!

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