投稿作品
担当希望
編集者メッセージ(新着)
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火曜日の動物園へのメッセージ
投稿ありがとうございます。
まず扉の構成が素晴らしいです。
率直に「わーぉっ」!と。
木の葉を使ったまやかしには、アングルの巧みさはもちろん、狐の子の心情が伝わってきます。
動物の背後から迫ったり、見開きも単なるパノラマレンズとは違うカメラワークが素晴らしい。
高い技術で描き込まれた動物たちが葉に戻っていく描写も見事です。
ご自身でも仕上がりについて謙遜されていますが、冒頭、1カットでも飼育員が楽しそうに仕事しているのか、憂鬱そうなのかが入るだけで読み味は変わると思いました!
現実と幻想、人間と動物が隣り合わせのような世界、素敵ですよね。
僕はこの作品を読んで『平成狸合戦』を思い出しました(古いですかね)。あの狸たちどこで何してるのかなーと。
誰かのどこかに眠っていた感情を引き出す、作家の仕事だと思います。
きっと田辺さんはプロになられると思うので、あとは、どこの媒体からデビューするかが肝です。
モーニングとその界隈で一緒に素晴らしい作品を作りましょう。 -
火曜日の動物園へのメッセージ
ご投稿ありがとうございます!
『火曜日の動物園』を初めて拝見させていただいてから数日が経ちましたが、未だにその余韻が消えません…
本当に素敵な作品をありがとうございました。
私はとにかく田辺さんの、動物に対するあふれんばかりの強烈な思いに圧倒されました。
平日の昼間の閑散とした動物園、檻のなかに閉じ込められた動物たち、狩られて食べ物になった狐少年の友達――作品全体の悲しくてやるせない空気にひたすら胸を締めつけられ、
いつの間に狐少年と一緒に「みんなを家に帰してあげればいいのに」と心の底から願っていました。
飼育員さんの夢か妄想か現実なのかは曖昧なままですが、迸る動物愛で鮮やかに描かれた解放のシーンがメチャクチャ綺麗で当分忘れそうにないくらい印象を残しました。そして新しい友達と走り去っていく狐少年が幸せになれますように…という気持ちで胸がいっぱい…。なんてさびしくて悲しい語なんだ…と思いつつ、最後のこの小さな希望に読者はすごく救われると思います。
個人的に本当に好きな作品でした!
もっともっと田辺さんの作品が読みたい!!!そして、可能なら近くで田辺さんが今後描いていく漫画を応援しお手伝いをさせていただけたらとても嬉しいです。私は編集者としてまだまだ未熟な新人ですが、田辺さんといい作品が作れるように全力で頑張ります。よろしくお願いいたします。 -
あってもなくても猫の尻尾へのメッセージ
『火曜日の動物園』も拝読しまして
「もし原稿になったら・・・・」と勝手に想像しながら楽しく読みました。
ネームからも伝わるしっとりした空気感、すごく好きです。
雰囲気だけいい、というわけではなく
双子という設定だったり展開も練られていて
読者を楽しませようとする心意気も、すごくいいです。
プチトマトを使った例えも、グッときました。
後半の展開ではいい意味で裏切りがあり
ドキドキしながらページをめくりました!
すばらしい読み切り、ありがとうございます。 -
あってもなくても猫の尻尾へのメッセージ
わわわ~、これはとてもとても面白いです!
僕が今年、読んだ読切の中でも屈指の心に響くお話でした。
誰しも矛盾したまとまらないアンビバレントな感情を持っているものですが、それを矛盾なくまとめたエクセレントな短編だと思います!
初読はつい完全な読者目線で物語に没入してしまいましたが、再読して、独特な世界観といい、演出の妙といい、まったくストレスを感じさせないコマ割りとセリフ回しといい、とんでもなく漫画がうまい方だなあ…と脱帽しました。
この段階でもう、はなちゃんとさきちゃんの喜怒哀楽のいろんな表情にぐっときているというのに、『火曜日の動物園』の作画のクオリティで原稿にしていただけたら、僕は一体どうなってしまうのでしょうか⁉
これだけ素敵な物語を没にしてしまうのは、あまりにもったいないです…!
田辺さんは絶対にプロになれる方だと思いますので、この人と漫画のやりとりをしていたら描く気が出てくるなあ~という創作のモチベーターになる担当編集といっしょに、もっともっとたくさんの物語をたくさんの人に届けてほしいです‼
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あってもなくても猫の尻尾へのメッセージ
拝見させていただきました!
コンプレックスは誰でも抱きうる普遍的な感情だと思いますが、それを猫耳・猫しっぽにすることでとてもかわいらしく、とてもわかりやすく読ませていただきました。
しかも、この猫耳としっぽを手術で取り除ける、というところまで踏み込んだのは、とてもおもしろいと思いました。
没にされた、とのことでしたが、何かしっくりこないところがあったのでしょうか?
うかがう機会をいただけるなら、うかがってみたいと思いました。
恐縮ですが、私は猫耳と尻尾を切ることが、本当に良かったのか、疑問を持ってしまいました。
お姉ちゃんが「わかるわけがない」「あんたの好きにすればいい」と言うのも、突き放しすぎているような気もしてしまいました。
猫耳としっぽを切ることで、確かにコンプレックスは解消されたのだと思いますが、その結果、2人ともが幸せになれたわけではない、というところが読後感に影を落としているような気がします。
田辺さんのしっくりこなかったポイントと同じかはわかりませんが、担当編集がいればこういう時に相談することができるようになります。
もしご縁がありましたら、作品作りのお手伝いをさせていただければと思います。
よろしくお願いいたします。
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火曜日の動物園へのメッセージ
ご投稿ありがとうございます!
拝見いたしました!
ページ数もセリフも少ないのに、胸に来るものがありました。
率直におもしろかったです。
少年に化かされて、たくさんの動物が眼前に迫ったとき、「う」「わ」と言ってしまったことが、この作品の世界観が現れている気がして、とてもよかったです。
動物の描写に関しては、圧巻の一言です。ほかにありません。
1つだけアドバイスをお伝えするなら、視点主である飼育員さんの感情・葛藤はしっかりと描写してほしかったです。
心の声でも構いませんし、回想や少年との会話でもいいと思います。
飼育員さんが何か抱えていそうなんだけど、はっきりと受け取れないので、少しキャラクターもメッセージも受け取りづらく感じます。
そこをしっかり書いてあげれば、実際に動物が目の前に迫ったときに「う」「わ」と口走ってしまったことや、ラストで去っていく二匹を無言で見る飼育員さんがもっと切なく感じられる気がします…!
さて、アドバイスはありますが、田辺さんの書かれた世界観にとても惹かれましたので、担当を希望させていただきます!
もしご縁をいただけましたらぜひよろしくお願いいたします!
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あってもなくても猫の尻尾へのメッセージ
読み切りとして完成度の高いネームだと思います。姉妹がかわいいですね。
ただ、ドラマ部分が少し淡泊に感じました。
さきちゃんが普通の子になりたかったのは、好きな男子に不意に尻尾を触られて咄嗟にひっかいてケガをさせてしまったのがキッカケだと思うのですが、それだけで耳や尻尾を切ってしまったのは残念な気持ちです。
というのも、さきちゃんとはなちゃん姉妹にとって、さきちゃんの耳と尻尾には姉妹の特別な”思い出”が宿っています。それは他の”普通の姉妹”には得難い経験であり、絆です。
はなちゃんが最後に「止めればよかった」と思ったのも、そういった絆の象徴を失ってしまったことに起因するのではないかと思います。
仮にこのお話が「妹の、姉からの自律」をテーマにした作品でしたら、耳尻尾を切除するラストは相応しいと思います。ただ、この作品はそこにスポットが当てられていないので、姉妹の絆や思い出が否定され、失われたような寂しい読後感を覚えました。
最後に「耳や尻尾がなくなっても、私たちは特別な姉妹のままだよ」というようなフォローエピソードが入れば、タイトルの意味も回収できますし、はなちゃんの気持ちも救われたのではないかなと思いました。個人的には、さきちゃんには自ら思いとどまってほしかったなぁ…。
これが「切ない感情を読者に抱かせたい」という狙いでしたら、成功していると思います。
余談ですが、たしかに猫は耳を適度に圧迫しながら撫でると喜びますよね。
田辺さんは猫のことがお好きなんだなと伝わってきました。
この度は、ご投稿いただきありがとうございました!
編集者メッセージ(いいね)
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あってもなくても猫の尻尾へのメッセージ
投稿ありがとうございます! 『火曜日の動物園』も良いですが、こちらもまた良いですね。猫耳、尻尾の妹がほんと可愛いのですが、媚びない自然体の可愛いさであることに好感を持ちました。双子の思い合う気持ちも嫉妬し合う気持ちも良い意味で抑制された演出で描かれていて、上質な大人漫画の描き手になれる方だなと思いました。私は妹が猫耳、尻尾をとることが、少女から大人への成長を描いたのかなと読み取りましたが、読者それぞれに読み取り方を委ねているところに作品の奥行きを感じます。 才能をとても感じますので、作品作りのお手伝いをさせていただけたら光栄です。よろしくお願いいたします。
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あってもなくても猫の尻尾へのメッセージ
読み切りとして完成度の高いネームだと思います。姉妹がかわいいですね。
ただ、ドラマ部分が少し淡泊に感じました。
さきちゃんが普通の子になりたかったのは、好きな男子に不意に尻尾を触られて咄嗟にひっかいてケガをさせてしまったのがキッカケだと思うのですが、それだけで耳や尻尾を切ってしまったのは残念な気持ちです。
というのも、さきちゃんとはなちゃん姉妹にとって、さきちゃんの耳と尻尾には姉妹の特別な”思い出”が宿っています。それは他の”普通の姉妹”には得難い経験であり、絆です。
はなちゃんが最後に「止めればよかった」と思ったのも、そういった絆の象徴を失ってしまったことに起因するのではないかと思います。
仮にこのお話が「妹の、姉からの自律」をテーマにした作品でしたら、耳尻尾を切除するラストは相応しいと思います。ただ、この作品はそこにスポットが当てられていないので、姉妹の絆や思い出が否定され、失われたような寂しい読後感を覚えました。
最後に「耳や尻尾がなくなっても、私たちは特別な姉妹のままだよ」というようなフォローエピソードが入れば、タイトルの意味も回収できますし、はなちゃんの気持ちも救われたのではないかなと思いました。個人的には、さきちゃんには自ら思いとどまってほしかったなぁ…。
これが「切ない感情を読者に抱かせたい」という狙いでしたら、成功していると思います。
余談ですが、たしかに猫は耳を適度に圧迫しながら撫でると喜びますよね。
田辺さんは猫のことがお好きなんだなと伝わってきました。
この度は、ご投稿いただきありがとうございました! -
あってもなくても猫の尻尾へのメッセージ
わわわ~、これはとてもとても面白いです!
僕が今年、読んだ読切の中でも屈指の心に響くお話でした。
誰しも矛盾したまとまらないアンビバレントな感情を持っているものですが、それを矛盾なくまとめたエクセレントな短編だと思います!
初読はつい完全な読者目線で物語に没入してしまいましたが、再読して、独特な世界観といい、演出の妙といい、まったくストレスを感じさせないコマ割りとセリフ回しといい、とんでもなく漫画がうまい方だなあ…と脱帽しました。
この段階でもう、はなちゃんとさきちゃんの喜怒哀楽のいろんな表情にぐっときているというのに、『火曜日の動物園』の作画のクオリティで原稿にしていただけたら、僕は一体どうなってしまうのでしょうか⁉
これだけ素敵な物語を没にしてしまうのは、あまりにもったいないです…!
田辺さんは絶対にプロになれる方だと思いますので、この人と漫画のやりとりをしていたら描く気が出てくるなあ~という創作のモチベーターになる担当編集といっしょに、もっともっとたくさんの物語をたくさんの人に届けてほしいです‼
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あってもなくても猫の尻尾へのメッセージ
『火曜日の動物園』も拝読しまして
「もし原稿になったら・・・・」と勝手に想像しながら楽しく読みました。
ネームからも伝わるしっとりした空気感、すごく好きです。
雰囲気だけいい、というわけではなく
双子という設定だったり展開も練られていて
読者を楽しませようとする心意気も、すごくいいです。
プチトマトを使った例えも、グッときました。
後半の展開ではいい意味で裏切りがあり
ドキドキしながらページをめくりました!
すばらしい読み切り、ありがとうございます。 -
火曜日の動物園へのメッセージ
ご投稿ありがとうございます!
『火曜日の動物園』を初めて拝見させていただいてから数日が経ちましたが、未だにその余韻が消えません…
本当に素敵な作品をありがとうございました。
私はとにかく田辺さんの、動物に対するあふれんばかりの強烈な思いに圧倒されました。
平日の昼間の閑散とした動物園、檻のなかに閉じ込められた動物たち、狩られて食べ物になった狐少年の友達――作品全体の悲しくてやるせない空気にひたすら胸を締めつけられ、
いつの間に狐少年と一緒に「みんなを家に帰してあげればいいのに」と心の底から願っていました。
飼育員さんの夢か妄想か現実なのかは曖昧なままですが、迸る動物愛で鮮やかに描かれた解放のシーンがメチャクチャ綺麗で当分忘れそうにないくらい印象を残しました。そして新しい友達と走り去っていく狐少年が幸せになれますように…という気持ちで胸がいっぱい…。なんてさびしくて悲しい語なんだ…と思いつつ、最後のこの小さな希望に読者はすごく救われると思います。
個人的に本当に好きな作品でした!
もっともっと田辺さんの作品が読みたい!!!そして、可能なら近くで田辺さんが今後描いていく漫画を応援しお手伝いをさせていただけたらとても嬉しいです。私は編集者としてまだまだ未熟な新人ですが、田辺さんといい作品が作れるように全力で頑張ります。よろしくお願いいたします。 -
火曜日の動物園へのメッセージ
なんて素敵で、切ないお話なんでしょう。
この漫画を読んだ子どもたちが、ひとりでも多く「動物を大切にしたい」という気持ちを持ってくれたらと、切に願うばかりです。
とにかく動物の描写力に驚かされました。見開き圧巻です。
ここまで丁寧に、繊細に描写できるってことは、よほど田辺さんは動物がお好きなんだと思います。
そんな作者のあたたかい気持ちがにじみ出ている作品、
欲を言えば(ページ数が最初から決まっていたのかもしれませんが)、もっと長編を読みたかったです。例えば、飼育員さんはどんな人間なのか、元から「動物を狭い檻で飼育する」ことに、違和感を覚えていたのか、などなど。
ちょうど仕事が終わって帰ろうと思ったときに新着作品を見ていたら、素敵な胸打つ作品に出会ってしまったので、一も二もなくコメントさせてもらいました。
もしよろしければ、一度お話だけでもさせてもらえたら嬉しいです。